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「きぼう」日本実験棟船内実験室の実験装置は、米国および欧州のモジュールと共通の規格を持つ国際標準実験ラック(ISPR)に組み込まれます。実験ラックは実験装置に必要な電力、冷却、通信機能を提供し、また火災などの異常を感知し電力を遮断するなどの安全機能も有しています。
「きぼう」船内実験室には、10箇所の実験ラックを設置する場所があり、その内5箇所に日本の実験ラックが、残りの5箇所には米国の実験ラックが設置されます。日本は既に4つの実験ラックを開発し、スペースシャトルや宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)で軌道上に輸送して、「きぼう」船内実験室に設置しています。
流体実験ラック | 流体物理実験装置(FPEF)、溶液結晶化観察装置(SCOF)、タンパク質結晶生成装置(PCRF)、画像取得処理装置(IPU) |
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勾配炉実験ラック | 温度勾配炉(GHF) |
細胞実験ラック | 細胞培養装置(CBEF)、小動物飼育装置(MHU) |
多目的実験ラック | 燃焼実験チャンバー(CCE)、液滴群燃焼実験供試体(GCEM)、次世代水再生実証システム(JWRS)、微粒化実験装置(AOE)、固体燃焼実験装置(SCEM) |
多目的実験ラック2 | 静電浮遊炉(ELF) |
これらの実験装置は、研究者の実験要求を仕様に反映させるため、アドバイザリーグループを設置して基本設計仕様の検討を行いました。
なお、細胞実験ラックのクリーンベンチ(CB)と、多目的実験ラックに搭載する水棲生物実験装置(AQH)は、現在運用を維持していません。
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