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2018年度の募集は締め切りました。ご応募ありがとうございました。選定結果はこちらをご覧ください。
国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟にある静電浮遊炉を利用して実施する「熱物性値測定・新機能材料創成」実験の科学研究利用制度(基盤研究利用コース)の募集を行います。本コースは、日本国内の大学または公的研究機関に所属している方が、科学的成果を狙って行う実験に機会を提供する制度です。(民間企業の方は民間利用促進コースをご覧ください。
今後、年2回程度の募集を想定しています。今回は、平成30年11月に打ち上げを想定する試料(平成30年11月頃~平成31年4月頃実験実施を想定)の募集です。
熱物性値測定・新機能材料創成実験は、JAXAがこれまでに獲得・蓄積してきた無容器処理技術を適用し、ISSの「きぼう」で熱物性値の取得や新機能材料を創成することにより、科学技術の発展や産業への貢献等、科学的成果を社会に還元することを目的としています。
微小重力空間では液体を空間に浮遊させることができるため、無容器状態を長時間維持できます。無容器状態では、容器からの不純物の混入が抑制され、また、核生成も抑制されます。「きぼう」の静電浮遊炉は、静電気力で物質を空間に保持した状態でレーザーでの加熱により、3,000℃に近い融点を持つ材料を溶融し、また、過冷状態での凝固を行うことができる実験装置です。これを使って、これまで得られなかった高融点材料の熱物性値の取得や新しい機能をもつ材料の創成が可能です。
本「基盤研究利用コース」では、科学的成果創出を目的にこれらの実験を行う搭載試料を募集します。
募集要項・提出書類は以下からダウンロードください。
平成30年3月30日(金) 17時
搭載候補決定は、応募〆切後3~4ヶ月後を目処に、JAXAからの電子メールでご提案者本人に直接お知らせ致します。
宇宙実験に際して提案者の所属機関とJAXAとの間で利用契約(共同研究契約)を締結させていただきます。本制度においては、約款による契約締結方式を採用しています。提案者は約款に定める契約条件に同意のうえ、応募に必要な書類を提出してください。JAXAからの実施承諾書の発送をもって契約が成立します。
契約書(約款)は以下からダウンロードして下さい。
提出書類は電子メールに添付し、下記アドレスまで送付ください。また、募集全般に関してご不明な点は遠慮なくお問い合わせ下さい。
E-mail:
JAXA きぼう利用センター 静電浮遊炉募集担当 宛
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