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STS-134(ULF6)ミッションでは、アルファ磁気スペクトロメータ(Alpha Magnetic Spectrometer: AMS-02)、エクスプレス補給キャリア3(Express Logistics Carrier 3: ELC-3)、補給物資、曝露機器などを運搬し、AMS-02とELC-3を国際宇宙ステーション(ISS)に取り付けます。ミッションの内容は、主に以下の通りです。
AMS-02を、S3トラスの上側に設置します。
AMS-02は、米国エネルギー省が指揮をとり、世界16カ国、56機関から構成される国際的なチームで運用される最新技術を結集した素粒子検出器です。AMS-02は、宇宙の反物質、および暗黒物質(ダークマター)を探索するために宇宙空間を観測します。
軌道上交換ユニット(Orbital Replacement Unit: ORU)の予備品や米国の実験装置などが搭載されたELC-3を、P3トラスの上側に設置します。
エクスプレス補給キャリア(Express Logistics Carrier: ELC)は、ISS船外で使用する機器類をスペースシャトルで輸送すると共に、ISSのトラス上で保管するためのキャリアです。ISSには既に3台のELCが設置されており、今回設置するELC-3は4台目となります。
JAXAの実験試料などをISSへ運搬し、実験の成果を回収します。
(写真、画像は全て出典:JAXA/NASA)
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