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国際宇宙ステーションの組立フライト ULF4(STS-132)

第2回船外活動

最終更新日:2010年05月20日
マイケル・グッドスティーブ・ボーエン

実施日:飛行6日目
担当:マイケル・グッド(左)、スティーブ・ボーエン(右)両宇宙飛行士

OBSSのケーブル修正(※1)

OBSSの先端

OBSSの先端(黄色の丸で囲った箇所がケーブルが挟まった箇所)

センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)先端のセンサパッケージ1(※)の雲台に挟まっているケーブルを外し、結束バンドで2本のケーブルを固定します。

※レーザセンサ(Laser Dynamic Range Imager: LDRI)、テレビカメラ


P6トラスのバッテリORUの交換(1回目)(※2)

STS-127(2J/A)ミッションでのP6トラスのバッテリORU交換作業の様子

STS-127(2J/A)ミッションでのP6トラスのバッテリORU交換作業の様子

バッテリORU(※)交換の準備作業として、最初にP6トラスの制御機器アセンブリ(Integrated Equipment Assembly: IEA)上の古いバッテリORUの固定ボルトを緩めます。

その後、国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)で、新しいバッテリORUを搭載した曝露機器輸送用キャリア(Integrated Cargo Carrier-Vertical Light Deployable: ICC-VLD)を把持し、P6トラスの交換場所へ移動します。

次に、IEAの古いバッテリORUとICC-VLDの新しいバッテリORUを、1台ずつ交換します。

IEAから取り外した古いバッテリORUは、ICC-VLDに取り付けて回収します。

第2回船外活動ではバッテリORU4台を交換し、第3回船外活動で残りの2台を交換します。

軌道上交換ユニット(Orbital Replacement Unit: ORU)

【動画】P6トラスのバッテリORU交換のイメージ


冗長系のKuバンドアンテナのボルトの増し締め(※3)

第1回船外活動でZ1トラスに設置した冗長系のKuバンドアンテナの、アンテナ部と支柱のボルトの増し締めを行い、不安定だったアンテナを、支柱にしっかりと固定させます。

その後、アンテナと支柱を固定するために一時的に取り付けられていたテザーを取り外し、アンテナの駆動部の固定機構を解除します。


※1:飛行2日目の機体の損傷点検の際に、OBSS先端のセンサパッケージ1の雲台にケーブルが挟まっていることが見つかったため、第2回船外活動で追加された作業です。

※2:当初、第2回船外活動で3台のバッテリORUを交換し、第3回船外活動で残りの3台を交換する予定でしたが、時間に余裕ができたことから、第2回船外活動で4台のバッテリORUを交換しました。

※3:第1回船外活動で冗長系のKuバンドアンテナをZ1トラスに設置した際に、アンテナ部と支柱の間に隙間が見つかったため、第3回船外活動で本追加作業を行う予定でしたが、時間に余裕ができたことから、第2回船外活動で実施しました。

(特に断りの無い限り、写真、画像はNASA提供)

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