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宇宙環境計測ミッション装置(SEDA-AP)受入試験宇宙環境計測ミッション装置(SEDA-AP)の受入試験が、筑波宇宙センターにて行われています。 SEDA-APは、「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォームに最初に搭載される予定の日本の曝露実験装置で、国際宇宙ステーション(ISS)の軌道上での宇宙環境を定量的に計測します。また、材料曝露実験や電子部品評価実験を行い、宇宙環境が部品・材料に与える影響を調べます。 受入試験とは
受入試験とは、メーカで開発された装置がJAXAに引き渡されるときに行われる試験で、装置が仕様通りに製作され、ISSへの輸送に適した状態であるか検証することを目的としています。 今回のSEDA-AP受入試験では、実際に打ち上げられる予定のSEDA-APフライトモデルを試験対象とし、電磁適合性試験や音響試験、熱真空試験などの各種試験が、筑波宇宙センターにある電磁適合特性試験設備、音響試験設備、8mφスペースチャンバなどで行われます。
受入試験を終えると、宇宙飛行士がその完成状態を実際に見て確認するフライトクルーインタフェーステスト(Flight Crew Interface Test: FCIT)を行います。これらSEDA-APフライトモデルの最終試験は2004年度末まで行われる予定で、その後は打上げに向けて保管されることになります。 最終更新日:2004年6月17日
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