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カナダ宇宙庁（CSA）
ISSのロボットアーム（SSRMS）（提供：NASA）
カナダにおける国際宇宙ステーション（ISS）運用は、カナダ宇宙庁（CSA）で実施します。
カナダは、ISSの移動式ロボットアームシステム（Mobile Servicing System: MSS）を開発することでISS計画に参加しています。
ロボットアームシステムの運用
移動式ロボットアームシステム（MSS）は、地上の管制施設（MSS Operations Complex: MOC）とISS側のロボットアーム（Space Station Remote Manipulator System: SSRMS）などから構成されます。MOCは、ケベック州セント・ヒューバートのカナダ宇宙庁本部内にあります。
カナダは、MOCでSSRMSの利用計画立案、SSRMSの状況監視、宇宙飛行士のSSRMS操作訓練などを行います。
- モービルベースシステム（Mobile Base System: MBS）
- ISSのロボットアーム（Space Station Remote Manipulator System: SSRMS）
- 「デクスター」（特殊目的ロボットアーム）
カナダの開発したISS用ロボットアーム「デクスター」（特殊目的ロボットアーム）（提供：NASA）
3次元バーチャルリアリティを活用したSSRMS訓練（CSA宇宙センター内の施設）
実験運用
カナダの実験運用は、独自の微小重力科学計画（Microgravity Science Program: MSP）に基づいて、企業や大学などに参加の機会を提供して、実施計画を推進しています。米国のNASAジョンソン宇宙センター（JSC）での調整を経て、ここからNASAマーシャル宇宙飛行センター（MSFC）に実験スケジュールが送られ、さらに調整された上で、ISS内で実験が実施されます。
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