スペースシャトル「ディスカバリー号」では、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用した機体の損傷点検や、船外活動で使用する宇宙服の点検などが行われました。山崎宇宙飛行士は、機体の損傷点検において、ノーズキャップ(先端部)と左翼部の損傷点検でロボットアームの操作を担当しました。
現在は、飛行3日目の国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに向けた準備が行われています。ディスカバリー号は、飛行3日目の米国中部夏時間4月7日午前2時44分(日本時間4月7日午後4時44分)にISSへドッキングする予定です。
なお、Kuバンドアンテナの通信が機能していないため、現在も、地上との通信にはSバンドが使用されています。飛行1日目の翼前縁の衝突検知センサデータと外部燃料タンク(External Tank: ET)カメラの画像データ、および飛行2日目の機体の点検で得られたデータは、ISSにドッキングした後に地上へ送信される予定です。
- JAXAデイリーレポート 飛行2日目(Flight Day 2)
- 飛行2日目の活動内容の詳細を掲載しています。
- STS-131 NASAステータスレポート#03
- NASA発行のレポートの仮訳です。