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STS-131(19A)ミッションでは、国際宇宙ステーション(ISS)に「レオナルド」(多目的補給モジュール1)で、実験ラックや補給物資などを運搬します。ミッションの内容は、主に以下の通りです。
STS-130(20A)ミッションにおいて「トランクウィリティー」(第3結合部)が取り付けられラックの収納スペースが増えたISSに、実験ラックやクルーの個室などの大型の荷物をレオナルドに搭載して運び、設置します。
アンモニアタンク(Ammonia Tank Assembly: ATA)は、ISSの外部熱制御系で排熱を行うための冷却ループに流す冷媒(アンモニア)を収容しているタンクであり、P1トラスとS1トラスに設置されています。S1トラスに設置されているATA内のアンモニアがなくなったため、STS-131ミッションで新しいATAと交換し、使用済みのATAを回収して地上に持ち帰ります。
ATAは、軽量型曝露実験装置支援機材キャリア(Lightweight Multi-Purpose Experiment Support Structure Carrier: LMC)に収容されてスペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)に搭載されます。ATAの交換は、船外活動により行われます。
STS-131(19A)ミッションには、山崎直子宇宙飛行士がミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)として搭乗します。
STS-131ミッションにおいて、山崎宇宙飛行士は、ロボットアームの操作と物資移送責任者(ロードマスター)を担当します。これまでの訓練で得た知識に加えて、本ミッションでの経験を、今後のISSの運用や将来の有人システム開発に役立てていきます。
ISSに第23次長期滞在クルーとして野口宇宙飛行士が滞在しています。STS-131ミッションで山崎宇宙飛行士が到着すると、実験ラックや補給物資などの移設・設置作業を共同で行います。
JAXAの実験試料や実験機器をISSへ運搬します。また、これまでに実施した実験の成果や使用した実験機器を回収します。
回収品の中には、「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォームの宇宙環境計測ミッション装置(Space Environment Data Acquisition equipment - Attached Payload: SEDA-AP)に設置されている微小粒子捕獲実験装置/材料曝露実験装置(MPAC&SEED)も含まれます。
ミッション中には、「国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士の身体真菌叢評価(Myco)」実験を実施します。
STS-131ミッションには、高校の教師だったドロシー・メカフ・リンデンバーガー宇宙飛行士が搭乗します。STS-131ミッション中、リンデンバーガー宇宙飛行士と他のクルーによる教育イベントが予定されています。
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