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国際宇宙ステーションの組立フライト 15A(STS-119)

STS-119ミッション 飛行6日目終了

写真:展開されるS6トラスのSAW(奥)

展開されるS6トラスのSAW(奥)

国際宇宙ステーション(ISS)では、S6トラスの太陽電池パドル(Solar Array Wing: SAW)が展開され、ISS長期滞在クルー6人体制に必要な電力をISSに供給できるようになりました。

その他に、飛行7日目の第2回船外活動の準備や、NASAの広報イベント、水再生システム(Water Recovery System: WRS)の蒸留装置(Distillation Assembly: DA)の交換作業などが行われました。

若田宇宙飛行士は、ISSの外部カメラ操作によるSAW展開作業の支援や、実験用冷蔵庫(GLACIAR)、DAの交換品をISSに移送する作業を行ったほか、NASAの広報イベントに参加しました。

S6トラス
第2回船外活動
STS-119 NASAステータスレポート#10
STS-119 NASAステータスレポート#11
NASA発行のレポートの仮訳です。

飛行7日目の第2回船外活動では、P6トラスのバッテリ交換準備、曝露機器結合システム(Unpressurized Cargo Carrier Attach System: UCCAS)およびペイロード取付システム(Payload Attach System: PAS)の展開、宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)の打上げに備え、「きぼう」日本実験棟の船内保管室にGPSアンテナを取り付ける作業などが行われます。

なお、STS-119ミッションではISSで行われた実験の成果を回収しますが、実験サンプルの回収に使用する保冷バッグに保存期間の制約があり、より安全に実験サンプルを回収するために、飛行スケジュールが見直されました。保冷バッグでの保存期間を短かくするために、飛行10日目に予定されていたハッチの閉鎖を、飛行11日目に行うことになりました。

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