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国際宇宙ステーション

STS-119 NASAステータスレポート#10

最終更新日:2009年3月21日
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2009年3月20日(金) 午前7時30分(米国中部夏時間)
2009年3月20日(金) 午後9時30分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)の新しい太陽電池パドル(Solar Array Wing: SAW)は、本日展開される予定です。これによって、世界中の国から供給された実験モジュールで行う世界レベルの科学研究で、2倍の電力が利用できるようになります。

それぞれのSAWには、約3万3,000個のシリコン太陽電池が取り付けられています。これらを合わせると、新しいSAWによって、ISSの運用に利用できる電力を15キロワットから30キロワットへ倍増させるのに十分な発電能力が追加されます。

一晩かけて、ISSの飛行管制官は、SAWを格納しているマスト収納容器(Mast Canister Assembly: MCA)を開き、それぞれのSAWを最小限に展開して、正しく操作できることを確認しました。完全に展開する作業は、米国中部夏時間3月20日午前9時48分(日本時間3月20日午後11時48分)に、スペースシャトル「ディスカバリー号」とISSのクルーが操縦席やあらゆる窓から監視しながら開始する予定です。

まず、ひとつ目のSAWのマストを半分の長さまでゆっくりと伸ばすコマンドを送り、互いに張り付いているパネルが徐々にはがれるようにする予定です。部分展開されたSAWは、パネルの付着がなくなるように、そのまま太陽光に35分間あてて暖めてから、最大の長さに展開するコマンドが送られる予定です。その後、この手順をもう一方のSAWでも繰り返す予定です。

昼食の直前に、第18次長期滞在クルーのコマンダーであるマイケル・フィンク、フライトエンジニアのユーリ・ロンチャコフと若田光一、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のサンドラ・マグナスは、Pittsburgh Post-Gazette、Reuters、Voice of Americaのインタビューに応じ、ミッションの進捗状況について話す予定です。

本日午後、クルーは装備や補給品をISSに移送する作業を再開する予定です。MSのスティーブン・スワンソンとジョセフ・アカバは「クエスト」(エアロック)で、ふたりが21日(同22日)に行う船外活動の準備をする予定です。

本日のウェイクアップコールは、MSのジョン・フィリップスのためにかけれらた、グレイトフル・デッドの“Box of Rain”でした。

次回のSTS-119ステータスレポートは、クルーの就寝前、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-119 MCC Status Report #10(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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