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JAXAが行う「きぼう」日本実験棟や国際宇宙ステーション(ISS)での実験に関わる物資が打上げ/回収されます。
「両生類培養細胞による細胞分化と形態形成の調節(Dome Gene)」は、アフリカツメガエルの腎臓由来細胞の培養実験です。腎臓由来細胞と比較用の肝臓由来細胞をSTS-119ミッションで打ち上げ、飛行2日目に、スペースシャトルの船内で1回目の実験を行い、その後ISSに移送されます。
実験は、細胞実験ラックに搭載された細胞培養装置(CBEF)、クリーンベンチ(CB)を使用して行われます。実験サンプルは、STS-127(2J/A)ミッションで回収されます。
Area PADLESは、「きぼう」船内の宇宙放射線量を計測する機器です。「きぼう」船内12箇所に6ヶ月程度設置して宇宙放射線環境を計測します。また、若田飛行士は、スペースシャトル搭乗、ISSでの滞在、地上への帰還の全期間を通じて、同様な計測機能を持つ個人線量計Crew PADLEを携行し、被ばく線量を測定します。
Area PADLESは長期滞在ミッションごと(半年に1回)に交換され、STS-119ミッション中に、「きぼう」船内での交換作業が行われます。
2月に「きぼう」日本実験棟で行われる予定の、ふたつのライフサイエンス実験「哺乳動物培養細胞における宇宙環境曝露後のp53調節遺伝子群の遺伝子発現(Rad Gene)」および「ヒト培養細胞におけるTK変異体のLOHパターン変化の検出(LOH)」において、ヒトのリンパ球の細胞を培養した試料を、凍結させて地上に回収します。これらの実験では、宇宙放射線が細胞に与える影響について調べます。
STS-119ミッション中、8日間の実験を終えた実験サンプルの一部を地上に回収します。残りの実験サンプルはSTS-127(2J/A)ミッションで回収する予定です。
STS-124(1J)ミッションで打ち上げられ、「きぼう」各所に取り付けていた12個のArea PADLESを地上に回収します。
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