

実施日:飛行9日目
担当:リチャード・アーノルド、ジョセフ・アカバ両宇宙飛行士
このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
実施日:飛行9日目
担当:リチャード・アーノルド、ジョセフ・アカバ両宇宙飛行士
※1:ミッション期間短縮に伴い、船外活動の実施回数が当初計画されていた4回から3回に減ったため、実施作業が見直され、第4回船外活動で予定されていた作業が追加となりました。
※2:船外活動計画の見直し(※1)に伴い、見送られました。
※3:第2回船外活動で見送られた作業が追加されました。
※4:第3回船外活動の見直し(※3)に伴い、見送られました。
※5:第2回船外活動時と同じく、UCCASをうまく固定できなかったため、テザーで仮固定しました。
※6:第3回船外活動で行われる予定でしたが見送られました。
CETA(Crew and Equipment Translation Aid)カート1台を、国際宇宙ステーション(ISS)のトラス上のモービルトランスポータ(台車:MT)の左舷側から、右舷側へと移動します。これは、STS-127(2J/A)ミッションで実施する、P6トラスのバッテリ交換のための準備作業のひとつです。
【動画】CETAカートの移動イメージ(STS-119ミッション)
※CETAカートは、トラスのレール上を移動し、様々な作業場所に船外活動クルーや船外活動工具、および軌道上交換ユニット(Orbital Replacement Unit: ORU)を運搬したり、作業プラットフォームの役割を果たします。
※この移動は、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)に乗った船外活動クルーがCETAカートを抱えた状態で、SSRMSで移動しますが、この時のSSRMSの操作は、若田宇宙飛行士とフィリップ宇宙飛行士が担当します。
SSRMSのエンドエフェクタ(把持手)(STS-108ミッション)
SSRMSの片方のエンドエフェクタ(把持手)内部のワイヤー取付け部を、潤滑剤を使用して潤滑します。
2009年に宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)技術実証機(初号機)がISSに打上げられますが、HTVは、ISSに接近したところをSSRMSで把持されて、「ハーモニー」(第2結合部)に取付けられます。このため、HTV打上げまでにエンドエフェクタ(把持手)のケーブル取付け部への潤滑追加が必要とされています。
STS-126(ULF2)ミッションでは、SSRMSの反対側のエンドエフェクタの潤滑作業が行われました。
※潤滑して、グラプル・フィクスチャ(把持部)のグラプル・シャフトを巻き込むワイヤーの収納状況に若干の問題が生じている件に対処します。
STS-129(ULF3)ミッションで曝露機器輸送キャリアをP3トラス下部の曝露機器結合システム(Unpressurized Cargo Carrier Attach System: UCCAS)に設置する準備として、P3トラス下部のUCCASを展開します。
なお、P3トラス上部のUCCASは、2007年2月に展開され、2007年8月のSTS-118(13A.1)ミッションで船外保管プラットフォーム3(External Stowage Platform: ESP-3)が取り付けられました。
【動画】曝露機器結合システム(UCCAS)の展開イメージ(STS-119ミッション)
STS-129ミッションで曝露機器輸送キャリアをS3トラス上部外側のペイロード取付システム(Payload Attach System: PAS)に設置する準備として、S3トラスのPASを1基展開します。PASはUCCASと同様に、曝露部のシステム機器を結合する機構です。S3トラスにはPASが4基収容されています。
Z1トラスのコントロール・モーメント・ジャイロ(Control Moment Gyroscope: CMG)へ電力を供給するコネクタ1個が固くて外せないという問題がSTS-124(1J)ミッションで生じていました。これを解決し冗長性を確保します。
S1トラスとS3トラス間の流体ジャンパの接続切替、S1トラスの配線を打上げ時の振動から保護するために固定していたボルトの取外し作業などを行います。
「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)の軌道上交換ユニット/工具交換機構(Orbital Replacement Unit /Tool Changeout Mechanism: OTCM)の断熱カバーの調整と、本体部の断熱カバーの取外しを行います。
※若田宇宙飛行士は、船外活動クルーが作業しやすいように、デクスターの腕部を折りたたむ操作を行います。
(特に断りの無い限り、動画、写真、画像はNASA提供)
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |