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JAXA宇宙飛行士活動レポート 2008年3月

STS-123ミッション中の日本人宇宙飛行士の活動

最終更新日:2008年4月25日
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「きぼう」運用管制室にてJ-COMを務める山崎宇宙飛行士

土井宇宙飛行士が搭乗し、「きぼう」日本実験棟船内保管室を打ち上げ、国際宇宙ステーション(ISS)に取り付けたSTS-123(1J/A)ミッション。このミッションの間、地上では日本人宇宙飛行士が、さまざまな活動を行いました。

土井宇宙飛行士のクルーサポートアストロノート(搭乗者支援宇宙飛行士)を務めた山崎宇宙飛行士は、打上げ時、NASAケネディ宇宙センター(KSC)にて、土井宇宙飛行士らSTS-123クルーの拡大家族のサポートを行いました。打上げ後は一度日本に帰国し、運用管制チーム(JAXA Flight Control Team: JFCT)と共につくばの運用管制室にて、J-COM(J-コム:交信担当)を務め、船内保管室に関する作業を行う土井宇宙飛行士らと交信しました。帰還前には再びKSCに戻り、土井宇宙飛行士らSTS-123クルーを迎え入れました。

若田、野口、古川、星出宇宙飛行士らは、KSCやNASAジョンソン宇宙センター(JSC)にて日本や海外の報道関係者らに対し、STS-123ミッションや「きぼう」、次のSTS-124(1J)ミッションや今後のISSミッションについて、解説や質疑応答を行いました。また、向井宇宙飛行士は、ISSと日本の首相官邸をつないで行われたJAXA広報イベントで、首相官邸にて司会進行を務めました。

飛行5日目、船内保管室入室時の土井宇宙飛行士と山崎宇宙飛行士の交信の様子
飛行10日目、向井宇宙飛行士が司会進行を務めたJAXA広報イベントの様子
STS-123(1J/A)ミッション

「きぼう」が、地球を周回する国際宇宙ステーションの仲間入りをしました。開発や運用準備に長年携わってきた多くの人々、そして応援して下さった沢山の方々の想いを、土井飛行士が宇宙に運んでくれました。更につづくミッションで「きぼう」を完成させ、そして利用していくことになります。宇宙から地球を見つめ直し、希望ある未来を築いていく一つの礎にしていきたいと思いますので、「きぼう」のこれからの活躍をどうぞ楽しみにしていてください。

 
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