土井宇宙飛行士が搭乗し、「きぼう」日本実験棟船内保管室を打ち上げ、国際宇宙ステーション(ISS)に取り付けたSTS-123(1J/A)ミッション。このミッションの間、地上では日本人宇宙飛行士が、さまざまな活動を行いました。
土井宇宙飛行士のクルーサポートアストロノート(搭乗者支援宇宙飛行士)を務めた山崎宇宙飛行士は、打上げ時、NASAケネディ宇宙センター(KSC)にて、土井宇宙飛行士らSTS-123クルーの拡大家族のサポートを行いました。打上げ後は一度日本に帰国し、運用管制チーム(JAXA Flight Control Team: JFCT)と共につくばの運用管制室にて、J-COM(J-コム:交信担当)を務め、船内保管室に関する作業を行う土井宇宙飛行士らと交信しました。帰還前には再びKSCに戻り、土井宇宙飛行士らSTS-123クルーを迎え入れました。
若田、野口、古川、星出宇宙飛行士らは、KSCやNASAジョンソン宇宙センター(JSC)にて日本や海外の報道関係者らに対し、STS-123ミッションや「きぼう」、次のSTS-124(1J)ミッションや今後のISSミッションについて、解説や質疑応答を行いました。また、向井宇宙飛行士は、ISSと日本の首相官邸をつないで行われたJAXA広報イベントで、首相官邸にて司会進行を務めました。