いろいろ
STS-123の帰還からしばらく経ちました。クルーも地上の重力に体が慣れた頃でしょうか。
筑波の管制センターを初め、関係者の方々もご苦労様でした・・・と言っても、今この瞬間にも彼らは軌道上にある「きぼう」船内保管室の状況をじっと見守っています。
本当にご苦労様ですm(_ _)m
今後ISS計画が続く間ずーっとこうなるわけですが、計画には宇宙飛行士の参加が必要になります。
報道でご存知の通り、10年ぶり(!)となる宇宙飛行士候補者の募集が始まりました。
思い起こせば、前回の選抜時に私にとっては3回目(2.5回目?)の挑戦で宇宙飛行士候補者に選ばれ、その後の訓練を経てここまできました。
まだ夢は実現していませんが、これまでの期間だけをとっても、訓練や世界各国の仲間との出会いなど、飛行士になってよかったと思ってます。
もちろん本番はこれからですが、一緒に宇宙を舞台に活躍したいという方々、お待ちしています!
(ちなみに給料は・・・ま、あんまり期待しないでくださいっっ)
さて、STS-123が帰還し、本当に我々STS-124クルーがPrime Crewになりました。
プライムになると何が変わるか?その昔はT38に乗り込む際にパラシュートを運んでくれた・・・な~んて話も聞きますが、今は特にないですかねぇ。
2004年NASA宇宙飛行士候補者クラス(通称「ピーコックス(孔雀)」では、同期クラスで次に飛行する飛行士がピーコックのぬいぐるみを引き継ぐことにしました。このぬいぐるみ、先輩飛行士であるScott Parazynski(若田さんと同じ1992年クラス)が手配して、関係者が作ってくれました。1992年クラス(通称「ホッグズ(豚)」)も豚のぬいぐるみを回しているそうです。なかなかよくできているでしょ!
そのSTS-124ですが、打上が5月31日に若干延期になりました。
ちなみにSTS-124のミッションパッチがこれです。
Ron(ロン・ギャラン飛行士)が中心となって、みんなの意見を取り入れながら作りました。
下に「きぼう」と日本語で入ってますが、これは他のみんなのアイディア。日本語が入ったミッションパッチは初ではないでしょうか。
結構気に入ってます(^^)