CEIT(スペースシャトル編)
前回、「きぼう」日本実験棟のCEITについてお話ししましたが、2月にはスペースシャトルのCEITをやりました。今回は断熱タイルやペイロードベイ内の確認のほか、フライトデッキやミッドデッキ、エアロックなど、作業する場所で実際のハードウェアやケーブルのラベルなどを確認し、必要であれば追加変更等を依頼しました。
「きぼう」船内実験室およびロボットアームについても、最終確認をさせてもらいました。翌週には船内実験室のハッチが閉じられ、僕らにとっては軌道上でハッチを開けるまでのしばしのお別れ(少なくとも船内は)。「じゃ、また軌道上で」と心の中で思いながら別れましたが、地上で製造・組立・検査・試験等の作業をされて来られた関係者の皆さんにとっては、かわいい我が子を送り出す気持ちだったのではないでしょうか・・・。大事にします。