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野口宇宙飛行士が、マランゴニ対流実験の供試体の補修作業を行う様子。
補修作業は、1月13日から15日にかけて実施されました。野口宇宙飛行士は、1月13日にシリコーンオイルが漏れる箇所を接着剤で埋める補修作業を行い、1月14日に隙間が塞がり漏れが止まったことを確認しました。そして1月15日に、流体物理実験装置(Fluid Physics Experiment Facility: FPEF)内に供試体を取り付ける作業を行い、補修作業は完了しました。
本映像は、1月13日に実施した接着剤による補修作業の様子です。50μmの隙間に接着剤を注入し、厚さ100μmの平面にならして埋める作業が技術的に難しい点でしたが、地上との連携のもと、野口宇宙飛行士は問題なく作業を終えました。
映像の内容 | |
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0:40 | シリコーンオイルを取り出すために、使用済みのシリコーンオイルカセットを取り外す |
1:34 | 供試体のドアを開け、加熱ディスク部に保護カバーを取付け |
3:34 | 補修する冷却ディスク部の接着がうまくいくようにディスク表面を清掃 |
4:00 | 隙間部分だけに接着剤を塗布するよう、他の部分をカプトンテープでマスキング |
4:45 | 1箇所につき20秒かけて部品の隙間に接着剤を注入し、注入した接着剤をドライバーの先端で厚さ約100μmに平らに(合計3箇所の隙間に接着剤を塗布) |
7:05 | 接着剤硬化後に行う補修結果の確認準備として、カプトンテープでマスキング |
8分22秒
2010/01/13
JAXA
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