野口宇宙飛行士は、1965年、神奈川県横浜市で生まれました。子供のころは、学校の帰りにイネかりの終ったたんぼで野球をしたりして、広いところで遊ぶのが大好きでした。 また、乗物に興味があって、電車、飛行機、ロケットなどに関心が移っていきました。宇宙を舞台(ぶたい)にしたアニメなどは見ていましたが、このころはまだ宇宙飛行士になりたいとは思っていなかったそうです。
野口宇宙飛行士は高校1年生のとき、スペースシャトルの初飛行を見て、 これからはふつうの技術者でも宇宙で活やくできる時代になると考えました。 このときから、自分もいつかは宇宙に行きたいと思ってきたそうです。 そして高校3年生のとき「宇宙からの帰還(きかん)」という本と出会い、 宇宙飛行士になる決心をしたそうです。