宇宙連詩 みんなで紡ごう、宇宙に流れる生命のメッセージ

宇宙連詩の発展・普及


一人でも多くの方に宇宙連詩作りに参加していただきたい。宇宙連詩を、宇宙時代を迎えたこの星の伝統にしたい。そういう願いから、JAXAは宇宙連詩の発展・普及に取り組んでいます。現在、3つの領域で、宇宙連詩の発展・普及にとりくんでいます。

宇宙連詩って何だろう?
学校国語授業での宇宙連詩作り
地域プラネタリウムでの宇宙連詩作り
海外での宇宙連詩作り

宇宙連詩って何だろう?


連詩は、日本の伝統的な対話手法である連句や連化を、詩人の大岡信さんが近代化させたものです。
その連詩と宇宙がであったらどんな言葉が紡がれていくのだろう?
宇宙連詩って何だろう?
JAXAはその答えを皆で探していく活動を進めています。

第3期では、学校国語授業での宇宙連詩作りをナビゲーター役である、詩人の覚和歌子さんをお迎えして、「宇宙連詩って何だろう?」をテーマに探っていきます。
毎月1回、エッセを寄稿頂く予定です。

覚和歌子さんの「遠い星まで行かなくても、僕たちの住むここが宇宙」をご覧下さい。

第1期〜第2期の成果は、下記のとおりです。こちらも、「宇宙連詩って何だろう?」を考えるヒントとしてご活用ください。


出版物

「宇宙連詩」(宇宙連詩完成披露シンポジウム)、2007年3月、JAXA PDF(3.6MB)  
「宇宙連詩」(宇宙連詩完成披露シンポジウム)、2008年3月、JAXA PDF1(5.8MB)PDF2(5.5MB)
「みんなで紡ぐ宇宙連詩」、サイエンスウィンドウ、2008年7月号、日本科学振興財団
「宇宙連詩の実践から」、小6国語教育技術、2008年9月号
「宇宙連詩」、2008年9月(予定)、監修JAXA、発行メディアパル
「宇宙連詩―宇宙に紡がれる詩歌誕生の舞台裏」、詩歌の森、2008年7月号、日本現代詩歌文学館

公開シンポジウムの記録

皆で作った宇宙連詩の完成を参加したみんなで祝うとともに、宇宙連詩が持つ魅力や可能性を、みんなで考えていくことを主な目的に、宇宙連詩シンポジウムを開催しています。

第1期(平成18年度)
 宇宙連詩シンポジウム(平成18年10月8日開催)
 宇宙連詩完成披露シンポジウム(平成19年3月開催)

第2期(平成19年度)
 宇宙連詩完成披露シンポジウム(平成20年3月開催)

第3期(平成20年度)
 宇宙連詩完成披露シンポジウム(平成21年3月開催予定)

学校国語授業での宇宙連詩作り

ことばを磨くための国語授業として、学校や学級で宇宙連詩を編纂したいという先生からのご要望に応え、学校や学級で先生と生徒が宇宙連詩を作るためのお手伝いをしています。ご利用になられた先生からは、国語教育上の効果に加え、宇宙観の共有、友情の絆を深めるなど、さまざまなプラス効果が報告されています。

第3期では、日本プラネタリウム協議会の協力のもと、世界天文年2009の公式行事のひとつとして、参加を希望する地域プラネタリウムと連携して学校学級宇宙連詩を広げていく試みを進めています。現在は、下記のプラネタリウムと学校が参加しています。参加をご希望される学校は、下記へご相談ください。

 相談窓口:JAXA宇宙環境利用センター 宇宙連詩担当(山中 勉)
 電話:029-868-3604 FAX:029-868-3956 Email:

2008年9月現在、本プロジェクトに参加しているプラネタリウムと学校(検討中も含む)は以下です。

 白井市文化センター・プラネタリウム(千葉県)
 学校・学級宇宙連詩説明会(平成20年5月22日)
  松戸市 相模台小学校(4年)、松戸第一中学校
  白井市 桜台中学校(3年)
  印西市 原山中学校(2年)
 山梨県立科学館(山梨県)
 倉敷科学センター(岡山県)
 平塚市博物館(神奈川県)
 加古川総合文化センター
 ディスカバリーパーク焼津(静岡県)
 府中市郷土の森博物館(東京都)
 米子市児童文化センター(鳥取県)
 札幌市青少年科学館(北海道)
 新潟県立自然科学館(新潟県)
 杉並区立科学館(東京)
  杉並区立松庵小学校(4学年2学級)
 福岡市立少年科学文化会館(福岡市)
  福岡雙葉小学校
ほか

平成20年度に学校で編纂された宇宙連詩報告

第1期(平成18年度)
 慶應義塾女子高等学校での宇宙授業の開催、宇宙連詩への応募

第2期(平成19年度)
 慶應義塾女子高等学校での宇宙授業の開催、宇宙連詩作り
 甲府市立山城小学校(4年3学級)での宇宙連詩作り

地域での宇宙連詩作り

地域のプラネタリウムが中心となって、地域の人々と協働して宇宙連詩を編纂していく活動を推進しています。この活動で作られた宇宙連詩もJAXA宇宙連詩とともに、国際宇宙ステーション「きぼう」へ打上・保管しています。

第1期(平成18年度)
 福島市立子どもの夢を育む教育施設「こむこむ」での宇宙連詩作り
 山梨県立科学館での宇宙連詩作り
 京都府木津川市科学館での宇宙連詩作り

第2期(平成19年度)
 山梨県立科学館での「星つむぎの歌」作り

海外での宇宙連詩作り

第2期(平成19年度)
 国際宇宙大学(International Space University)の、夏季セミナー(北京)で宇宙連詩を作る。
 独立行政法人国際協力機構(JICA)と連携して、ウガンダ共和国内中学校2校で宇宙連詩を作る。

第3期(平成20年度)
 国際宇宙大学(International Space University) の、夏季セミナー(バルセロナ)で宇宙連詩を作る。





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