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1990年頃。 釣り上げたヒラメとともに記念撮影。

日本電信電話公社に務めていた1980年頃。 当時は、釣りだけでなく山歩きも好きでした。

さきほど魚釣りの話題がでましたが、ご趣味はやはり釣りですか。

「はい、釣りとゴルフです。 今はさすがに、帰宅するなり鞄を放り出して釣りに行くことはないですけどね(笑)。 それでも、月に1、2回は東京湾や相模湾、それに鹿島沖(茨城県)や銚子沖(千葉県)に行っています。 魚を釣り上げた時はもちろんですが、釣り糸を垂れながら海を眺めている時間もいいんですよね」

お好きな食べ物は。

「やっぱり魚です(笑)。 釣った魚は自分でさばきますしね。 いちばん好きなのはヒラメ、いやアナゴかな。 あの微妙な脂の乗り具合がたまりませんね」

小さい頃の夢は何でしたか。

「実は、大胆にもノーベル賞を取りたいと思っていました(笑)。 残念ながら、夢のまま終わってしまいましたが」

では、現在の夢は。

「宇宙実験の成果を実際に地上での生活に役立てたい、というのが現在の夢です。 宇宙実験終了後も、引き続き同じテーマに取り組んでいきたいと思っています」

若い世代の研究者に伝えたいことはありますか。

「今の若い人たちは、即座に成果を出すことをもとめられていて大変だと思います。 チャレンジ、挑戦が私のいちばん好きな言葉なんですが、最近は、思い切ったことに挑戦する機会が限られてきているのではないかと心配ですね。 時には、失敗覚悟で挑戦するのも大切なことだと思うんです。 特に若い時は、守りではなく攻めの姿勢で果敢に挑戦してほしい。 そのために私たちは、若い人たちが挑戦しやすい環境を整えてあげなければならないと思います。 ただ挑戦しろと言うだけでは無責任ですからね。 若い人たちには夢をもって、その夢を実現するための努力を、コツコツと粘り強く続けていってほしいと思います」



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