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スペシャルインタビュー vol.4


研究室の学生とともに。
(テーブル最奥が東谷先生)

東谷研究室のメンバー。 大学のソフトボール大会にて。 (右端が東谷先生)

プライベートなこともおうかがいしたいのですが、ご趣味は。

「う〜ん、あまり趣味といえるほどのものはないのですが、まあ、魚釣りかな。 あと、これは趣味ではないかもしれませんが、毎日、片道10キロの道のりを大学まで自転車で通っています。 四季折々に、季節の変化を感じながらのサイクリングは本当に気持ちがよく、心が晴れ晴れとしてきます。 夏は汗だく、冬は寒さに負けそうになりますけどね」

小さい頃の夢は。

「僕は、かなり夢多き少年でしたので、夢はたくさんありましたよ(笑)。 今の自分に近いものもあって、病気で苦しんでいる人の役に立つ薬をつくりたい、製薬に携わる科学者になりたいと思っていました。 あと、ちょっと意外なところでは宮大工でしょうか。 子供心に、一本筋の通った職人気質にあこがれてたんですね。 それから、調理師になろうと思っていた時期もありました。 今でもそうですけど、基本的に、手を動かしてモノを作るのが大好きなんです」

では、現在の夢は。

「今、CERISE実験に取り組んでいるスタッフは、学生や実験コーディネータを含めて十数名おりまして、年齢もキャリアも所属もさまざまです。 だからこそなのかもしれませんが、何でも和気あいあいと言い合えて、お互いを認め合える、最高のチームができました。 今後、メンバの入れ替えなどはあるでしょうが、この実験が終わったら、また次のステップ、たとえば違う角度から新たな宇宙実験に取り組むとか、そういったことにもチャレンジしていきたいと思っています」

近日中ではなく、もっと遠くの夢はありますか。

「う〜ん、これは言ってもいいのかな。 ズバリ、居酒屋の大将です(笑)」

本当ですか。 とっても意外なんですけど。 もしかして、お通しに線虫の塩辛を出したりするんでしょうか。

「出さない、出さない。 いくら僕でも、そんなのは出しませんねえ(笑)。 確かに線虫は飯の種ですけど(笑)。 いやね、ヨーロッパに行くと地ビールのたぐいがたくさんありますよね。 それも、店によって少しずつ味が違ったりして。 日本では法律上難しいのかもしれませんが、できれば、ああいうこだわりの、オリジナルのビールを作ってみたいと思いますね。 そんなお酒と、ちょっとした料理が出せて、気の合う仲間が気軽に集まれるようなお店ができたら楽しいだろうな、と。 まあ、定年後の、まさに夢見たいな話ですけどね。 とりあえず今は、全力で宇宙実験に取り組みますよ。 数年越しの夢がいよいよ実現しますから」



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