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「きぼう」での実験

「きぼう」の利用状況と今後の予定

最終更新日:2017年9月13日

※日付は日本時間

先週の実績 [PDF: 189KB] と 今週・来週の予定 [PDF: 192KB]

【物質・物理科学分野、生命科学分野、他】
Two-Phase Flow実験※1の準備を行います>
  • 金属伝熱管実験のRun6開始に向け、実験装置のセットアップを9月22日に行います。
    本実験は、微小重力環境で液体を沸騰させ、熱の伝わりやすさを調べることを目的としています。本実験の成果は、宇宙機を冷却するための将来技術として活用されるとともに、地上においても電気自動車のモーターや電力機器の冷却に応用されることが期待されます。
  • ※1 沸騰・二相流体ループを用いた気液界面形成と熱伝達特性
    (代表研究者:大田治彦 九州大学教授)


Advanced Nano Step実験※2の準備を行います>
  • 実験開始に向け、実験装置のセットアップを9月22日に行います。
    本実験は、微小重力環境で効率的に高品質タンパク質結晶を生成する条件を見つけることを目的としています。本実験の成果は、今後の高品質タンパク質結晶生成実験のスピードアップに貢献し、新薬の開発期間の短縮などにつながることが期待されます。
  • ※2 タンパク質結晶の完全性を左右する不純物の結晶への分配係数と結晶成長機構との関係(代表研究者:鈴木良尚 徳島大学准教授)


【スペシャルトピックス】
<「きぼう」エアロックでMBSU※3の船外搬出準備を行いました>
  • 利用実験ではありませんが、国際宇宙ステーション(ISS)本体への運用支援として、故障を修理したISSのMBSUを「きぼう」エアロック経由で再度船外に搬出する準備を9月7日に行いました。
    「きぼう」は利用実験以外でも活用されています。
  • ※3 ISSの電力切替装置(Main Bus Switching Unit: MBSU)


継続実施中
 【加齢研究支援プラットフォーム】
 【船外ポート利用プラットフォーム】
 【物質・物理科学分野、生命科学分野、他】

 「きぼう」利用に関する週間予定を、原則隔週に更新しております。
なお、作業スケジュールは、変わる可能性があります。

 
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