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「きぼう」での実験

「きぼう」の芸術利用「宇宙モデリング(粘土を用いた造形)」を行いました

最終更新日:2008年8月12日

紙粘土を使って、宇宙飛行士が手びねりにより"ひとがた"を制作する芸術創作活動を、8月12日に「きぼう」日本実験棟にて行いました。

本利用テーマの概要

この芸術利用は、「きぼう」利用の新たな価値の創出をめざし、文化・人文社会科学分野の利用推進を目的としたパイロットミッションのうちのひとつで、東京芸術大学 米林雄一教授が提案されたものです。

古来より、人間がさまざまな場面で思いをこめて創りつづけてきた「ひとがた」。「きぼう」という空間を使い、微小重力環境に長期生活している宇宙飛行士が、心身の変化の体感や浮遊している実感により、この"ひとがた"を創ることで、どんなものが表現されるのか。

そして、その「ひとがた」が宇宙への興味や好奇心をかきたて、新たな文化や芸術の創造につながることが期待されています。

なお、軌道上でシャミトフ宇宙飛行士が制作した作品(ひとがた)と記録映像は、ULF2ミッション(2008年11月10日打上目標)にて地上に回収する予定です。

※手びねりとは、自分の手で直(じか)に粘土(ねんど)から形を作っていく方法です。

本テーマの実施を筑波宇宙センター実験運用管制室で見守られた米林先生のコメント

感動的でした。子供たちが映像を見れば創りながら宇宙飛行士の気持ちを共有できる。

宇宙飛行士は作りながら自分で形を評価し再度作り直すことを繰り返して楽しんでいるように見えた。笑顔だった。

ISSの中では一人になる時間が大切。

このような活動で、人によって楽しみや精神的な癒し、自分自身を取り戻すきっかけになるでしょう。

テーマの実施を見守る米林先生
テーマの実施を見守る米林先生

テーマの実施を見守る米林先生

 
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