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「きぼう」での実験

「きぼう」日本実験棟において、第2回JEM利用 高品質タンパク質結晶生成実験が開始されました

最終更新日:2010年2月 8日

※日付は日本時間

「きぼう」日本実験棟のタンパク質結晶生成装置(PCRF)を使用して実施する、JEM利用 高品質タンパク質結晶生成実験(JAXA PCG)の第2回目の実験が開始されました。


実験に使用されるタンパク質サンプルは、2月3日(水)12時45分にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から、ロシアのプログレス補給船(36P)で打ち上げられました。2月5日(金)13時26分に国際宇宙ステーションに到着後、実験準備が行われ、同日21時30分から実験が開始されました。

タンパク質結晶生成宇宙実験は、ロシアとの協力のもとで、これまでに10回行われました。
JAXAは、これまでの実験を通じて、タンパク質サンプルの評価、宇宙での結晶化条件の最適化から地上での回折データの取得まで一連となった独自の技術とプロセスを確立し、各国宇宙機関の中でも卓越した宇宙実験で有効な成果を創出できるようになりました。これにより、地上で結晶化したタンパク質より、高解像の品質を持つタンパク質結晶を取得できるようになっています。

今回の実験では、高品質タンパク質結晶生成用セルユニットに96サンプル(タンパク質数:55種類)についての実験を実施します。
本実験では、環境負荷の少ないバイオ燃料開発等の地球の環境・エネルギー問題の解決に貢献することが期待されるタンパク質や、感染症やインフルエンザ等の様々な疾病の治療薬の開発に繋がるタンパク質を搭載し、「きぼう」での利用成果を創出することを目的としています。
日本のサンプルの他、国際協力としてロシアやマレーシアのサンプルも搭載しております。また、今回は初めて有償利用事業としてのサンプルを搭載しています。

実験は本年5月末まで実施され、サンプルは野口宇宙飛行士が帰還する予定のソユーズ宇宙船(21S)で回収される予定です。


タンパク質結晶生成宇宙実験紹介ページ:タンパク質結晶生成宇宙実験

 
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