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「きぼう」での実験

文化/人文社会科学利用パイロットミッション「宇宙庭」の宇宙飛行士鑑賞会が開かれました。

最終更新日:2010年3月11日

※日付は日本時間

「きぼう」日本実験棟において、文化/人文社会科学利用パイロットミッション「宇宙庭」(代表提案者:松井紫朗 京都市立芸術大学准教授)における宇宙飛行士による鑑賞会が開かれました。


宇宙庭は、昨年12月29日(火)に栽培キットへの最初の給水を行ったあと、その後約2ヵ月にわたって、野口宇宙飛行士が、透明な専用ケースの中で、植物の栽培を行ってきました。

今回、3月9日(火)午前2時40分から午前2時59分にかけて、野口宇宙飛行士ほか、国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在中の宇宙飛行士達による宇宙庭の鑑賞会が開かれました。
このパイロットミッションは、「きぼう」船内において、「宇宙庭」を作庭し、庭への想いや貴重な自然へ想い、地上の庭との比較を通じて人類と自然の関係、地球のかけがえのなさを浮き彫りにすることを目的として、提案されました。
開催された鑑賞会は、宇宙飛行士達が宇宙に存在する「庭」を囲み、その存在について感じたことなどを語り合うものです。

「宇宙庭」の栽培は、約1週間程度後に終了し、今後、代表提案者による作品化が行われる予定です。


【代表提案者:松井紫朗 京都市立芸術大学准教授のコメント】

宇宙で種から植物を育て、それをもとに庭として完成させ鑑賞会を持つ。このミッションを通して、人と自然の関係や庭の意味、地上の重力を自明のものとする自然観をうかがうことができればと願っていました。
2ヶ月を超える長い間、お世話頂いた野口さんには本当に感謝しています。


筑波宇宙センターの実験管制室で鑑賞会の様子を見守る代表提案者の松井紫朗准教授(京都市立芸術大学)

筑波宇宙センターの実験管制室で鑑賞会の様子を見守る
代表提案者の松井紫朗准教授(京都市立芸術大学)

宇宙庭を囲んで語り合う宇宙飛行士の様子(左からティモシー・クリーマー、野口聡一、ジェフリー・ウィリアムズ宇宙飛行士)

宇宙庭を囲んで語り合う宇宙飛行士の様子
(左からティモシー・クリーマー、野口聡一、ジェフリー・ウィリアムズ宇宙飛行士)


文化/人文社会科学利用 (Education Payload Observation: EPO)のホームページ
 
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