このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
若田宇宙飛行士が初めて行う生命科学実験である、「両生類培養細胞による細胞分化と形態形成の調節(Dome Gene)」(代表研究者:浅島誠 東京大学 理事(副学長))の打上げ対照実験を行いました。
この実験は、打上げ環境が実験サンプルに与える影響を調べるためにスペースシャトル(STS-119ミッション)内で行われたもので、打上げ直後のアフリカツメガエルの腎臓由来細胞を、若田宇宙飛行士が化学固定(薬剤処理)し、凍結保存しました。この作業は日本時間3月17日(火)午前10時31分から午前11時35分にかけて行われました。なお、実験サンプルは、STS-119ミッションで回収されます。
また、若田宇宙飛行士は長期滞在を開始した後、STS-119ミッションで一緒に打ち上げられた同じ内容の実験サンプルを使って、「きぼう」船内実験室にて培養実験(軌道上実験)に関する作業を行う予定です。(3月19日早朝の予定)
シャトルが軌道にのって最初のDomeGeneプロジェクトの対照実験が終わり、これから「きぼう」内でのDomeGene実験が開始されます。やっと本格的に「きぼう」内での実験準備が完了したことになり、夢のような気持ちです。今は胸をわくわくさせると同時に、これから始まる一連の実験がスムーズに行われ、興味深いデータが得られることを大いに期待しています。早く2日後の培養細胞のCBEFへの取り付けを見たいものです。
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |