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「きぼう」での実験

船外実験プラットフォーム用民生品ハイビジョンビデオカメラシステム(COTS HDTV-EF)による地球表面映像取得結果

最終更新日:2012年9月11日
画像:COTS HDTV-EFの民生品ハイビジョンカメラHVR-A1J

COTS HDTV-EFの民生品ハイビジョンカメラHVR-A1J

2012年8月19日日本時間午前11時00分、「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォームのポート共有実験装置(Multi-mission Consolidated Equipment: MCE)に搭載しているミッション機器のひとつである「船外実験プラットフォーム用民生品ハイビジョンビデオカメラシステム(COTS HDTV-EF: Commercial off - the - shelf high Definition TV Camera - Exposed Facility)」において、一般に販売されている民生品カメラとしては世界で初めて宇宙ステーションの窓を通さずに宇宙空間(真空環境)から直接、地球の高精細動画(ハイビジョンビデオ)の映像を取得することができました。

搭載しているカメラ2台を地上からリモートコントロールして、今後ISS直下の地球表面(画面内範囲約200km x 350km)を1年間にわたって撮影いたします。

動画データは、撮像画質などを検証するほかに、広報活動や教育分野への利用も検討しています。
一般に販売されている民生品カメラが宇宙空間(真空環境)で有効に使えることを確かめることができれば、同程度の性能・品質の市販民生機器が宇宙ステーションや人工衛星に使える可能性が開かれます。

画像:「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームに取り付けられたポート共有実験装置(MCE)に搭載。船外実験プラットフォーム用民生品ハイビジョンビデオカメラシステム(COTS HDTV-EF)

「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームに取り付けられたポート共有実験装置(MCE)の取付位置(左)と、船外実験プラットフォーム用民生品ハイビジョンビデオカメラシステム(COTS HDTV-EF)(右)(出典:JAXA)



画像:8月19日HDTV-EFカメラ初撮影(オーストラリア)




画像:8月24日撮影(北米大陸東海岸)




画像:8月29日撮影(南米大陸北部)
(出典:JAXA)
 
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