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「きぼう」での実験

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平成29年度「きぼう」利用フィジビリティスタディテーマ募集の選定結果について

最終更新日:2018年3月23日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟の船内環境を利用する実験テーマ(フィジビリティスタディ(FS)テーマ)として、国の戦略的研究募集区分1件、一般募集区分3件の合計4件を選定しました。


JAXAは、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟の船内環境の特徴を最大限に活用して、国の科学技術イノベーション政策への貢献や自由な発想に基づく独創的かつ先導的で国際的に高い水準の研究を推進するため、平成29年8月から同年9月にかけて、フィジビリティスタディテーマ(FSテーマ)の募集を行いました。

従来は、科学的意義と宇宙実験の実現性を重視して選考してきましたが、平成27年度より、国の戦略研究等への成果の活用の見通し・ビジョンを重視し、選定後にJAXAとともに技術的な詰め(フィジビリティスタディ)を行う募集制度に変更しました。今回はその3回目の募集になります。

国の戦略的施策に沿った課題解決型の研究に貢献する「きぼう」利用テーマ募集「国の戦略的研究募集区分」と、自由な発想に基づく独創的かつ先導的で、国際的に高い水準の成果が期待できる「きぼう」利用テーマ募集「一般募集区分」の二つの区分でテーマを募集し、国の戦略的研究募集区分で11件、一般募集区分で19件の合計30件の応募がありました。

応募のあった提案について、きぼう利用テーマ選考評価委員会及びJAXAにて選考した結果、以下のとおり国の戦略的研究募集区分1件、一般募集区分3件、合計4件のFSテーマを選定しました。選定後は、早期の軌道上実験の実施を目指し、JAXAと研究者が協力して実験計画の詳細化、技術検討等のフィジビリティスタディを行い、24ヶ月以内(一般募集区分は12ヶ月以内)に宇宙実験の実現性の目途を立てる予定です。

各募集区分の応募数及び選定数
募集区分領域・分野応募数選定数

国の戦略的研究
募集区分

「きぼう」を使ったヒトの加齢に関連する研究 11件 計11件 1件 計1件

一般募集区分

生命医科学 18件 計19件 3件 計3件
物質・物理科学 1件 0件
合計30件 合計4件

選定テーマ一覧
募集区分・領域提案者テーマ概要

国の戦略的研究
募集区分

「きぼう」を使ったヒトの加齢に関連する研究 佐藤 信吾
(東京医科歯科大学)
臓器連関と感覚神経-血管系の2つの視点から明らかにする筋骨格系加齢関連疾患の発症機構の解明
(テーマ:臓器連関の視点から解き明かす加齢性筋骨格系疾患の発症機構)
テーマ概要(PDF: 340KB)

一般募集区分

生命医科学 篠原 隆司
(京都大学)
精子幹細胞の繁殖能力の宇宙放射線耐性の解明
(テーマ:宇宙環境が精子幹細胞の繁殖能力へ及ぼす影響の解析)
テーマ概要(PDF: 270KB)
岩崎 信太郎
(理化学研究所)
遺伝子からタンパク質への翻訳工程、生命の「セントラルドグマ」への重力の影響解明
(テーマ:微小重力下における翻訳制御の網羅的解析)
テーマ概要(PDF: 443KB)
東谷 篤志
(東北大学)
重力の減少・力が加わらないことが加齢にどのように影響するのか?
(テーマ:モデル生物を用いた宇宙フライトが及ぼす加齢への影響―神経ネットワーク、筋、ミトコンドリアへの影響―)
テーマ概要(PDF: 463KB)
 
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