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12月19日午後5時50分、「きぼう」日本実験棟から、超小型衛星「STARS-C」が放出されました。
「STARS-C」は、静岡大学が開発したCubeSat 2Uサイズ(10cm×10cm×20cm)の超小型衛星です。12月9日に種子島宇宙センターから、宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機(HTV6)で打ち上げられ、同14日にISSに到着し、「きぼう」に運び込みました。
「きぼう」からの超小型衛星放出の魅力のひとつに、ISS(宇宙)への打上げ時期や放出時期の柔軟性があります。今回、ISSに他の貨物とともに超小型衛星を運び込んでから、6日間の最短期間で、衛星の取り出し・船外への移動に向けた準備を終えました。利用需要に応えるスケジュールの柔軟性がますます広がりました。
筑波宇宙センターでは、超小型衛星開発に携わった静岡大学の関係者が見守り、衛星が放出されると大きな拍手が沸きました。
「STARS-C」は、ISSから放出された後、テザー(ワイヤー)で繋がれた親機と子機に分離する構造を用いて、宇宙でのテザー進展技術の実証実験を行います。
STARS-Cは、2014年4~5月に2016年度に打ち上げる超小型衛星の募集(無償の仕組み)を行い選定された衛星の1機です。 「こうのとり」6号機では、「STARS-C」を含む7機の超小型衛星をISSに運びました。さらに、同時期の放出能力を6Uから12Uに倍増させた能力向上型の小型衛星放出機構(J-SSOD)と共にISSに運びました。この放出能力を向上したJ-SSODにより、残りの6機の超小型衛星放出は1月頃を予定しています。
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