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国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
月・火星に向けた国際宇宙探査へのステップとなる技術実証として、月と同じ1/6の重力(低重力)環境下で野生型マウス6匹の宇宙での長期飼育(5月4日から6月5日まで32日間)を行い、ドラゴン補給船運用17号機(SpX-17)で全数生存帰還に成功しました。上空400キロの「きぼう」で、もっと遠くにある月や火星の重力環境を模擬した実験ができる、それは、日本だけの強みです。宇宙空間で微小重力環境(μG)から1Gまで重力負荷を可変できる実験環境"MARS"を有する日本が※1、国際宇宙探査にむけた生体基礎データ蓄積の点で世界をリードする第一歩となることが期待され、「きぼう」を技術実証の場として使う国際宇宙探査に向けたミッションが増えてくることが予想されます。
人工月面重力(ビデオ2)では、重力のない状態(ビデオ1)や人工地球重力(ビデオ3)に比べ、動物の活動や身体の使われ方が異なることがはっきりとわかりました。
第4回ミッションでの微小重力環境(μG)および人工月面重力環境(人工1/6G)
(ビデオ1)重力のない環境(μG)で浮いた状態で摂餌をしている。
(ビデオ2)月面重力環境(人工1/6G)では、浮いたまま落ちてくるまで時間がかかるためか自由な態勢で摂餌をしているが、その後はケージ底面に"着地"。
参考:第1回ミッションでの人工地球重力環境(人工1G)
(ビデオ3)地球上と同じようにケージ底面に後肢がついた状態で摂餌している。
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きぼう利用プロモーション担当
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