タンパク質結晶生成実験（第3期シリーズ第1回実験）を開始しました

国際宇宙ステーション（ISS）・「きぼう」日本実験棟を利用する高品質タンパク質結晶生成実験（Protein Crystal Growth: PCG）の第3期実験シリーズ第1回実験について、実験機材及び実験サンプルは平成29年10月14日午後5時46分にプログレス補給船（68P）にて打ち上げられ、17日に「きぼう」船内実験室の「きぼう」搭載用ポータブル極低温冷凍庫（FROST2）に設置されました。今後、20℃で温度制御しながら結晶成長させ、12月中旬にソユーズ宇宙船で実験サンプルを地上に回収する予定です。

今回のタンパク質実験の利用機関は表1、表2のとおりです。

表1　民間利用促進コース　参加機関一覧（敬称略、五十音順）

No.	所属機関	連携先	備考
1	第一三共ノバーレ株式会社	－

表2　基盤研究利用コース（技術開発含む）　参加機関一覧（敬称略、五十音順）

No.	提案者	所属機関	備考
1	五十嵐 圭日子 准教授	東京大学大学院
2	裏出 良博 教授	筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構
3	裏出 令子 教授	京都大学大学院
4	織田 昌幸 准教授	京都府立大学大学院
5	小田 康祐 助教	広島大学大学院
6	小松 晃之 教授	中央大学
7	阪本 泰光 准教授	岩手医科大学
8	柴田 直樹 准教授	兵庫県立大学大学院
9	志水 元亨 助教	名城大学
10	中川 敦史 教授	大阪大学 蛋白質研究所
11	韮澤 悟 主任研究員	国際農林水産業研究センター
12	藤井 郁雄 教授	大阪府立大学大学院
13	平野 優 主任研究員	量子科学技術研究開発機構
14	前田 雄一郎 上席研究員	名古屋大学大学院
15	桝田 哲哉 助教	京都大学
16	森本 幸生 教授	京都大学 原子炉実験所