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「きぼう」での実験

「こうのとり」6号機に搭載する超小型衛星7機を公開しました

最終更新日:2016年11月 7日

*写真の出典は全てJAXAです。

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超小型衛星の公開

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新たな衛星放出機構


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記者会見の様子

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(左から)九州工業大学、有人宇宙システム株式会社、東京大学、筑波大学、静岡大学、㈱中島田鉄工所、早稲田大学の各衛星担当者、JAXA有人宇宙技術センター次長及川幸輝

11月7日、筑波宇宙センター(TKSC)において、宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機(HTV6)に搭載予定の超小型衛星7機が報道陣に公開され、関係者による記者会見が行われました。また、新たに12Uの放出能力を持つ放出機構も初めて公開しました。

今回、参集した7機の超小型衛星はさまざま利用目的があります(図1)。小さいながらも技術実証目的に多く利用されているCubeSatです。CubeSat利用は2012年頃から急激に拡大しており、超小型衛星放出には国内の大学や民間企業にとどまらず、海外からも非常に高い関心が寄せられています。

図1:「こうのとり」6号機に搭載する超小型衛星の概要

図1:「こうのとり」6号機に搭載する超小型衛星の概要[PDF:99KB]

このような環境変化をうけ、JAXAは「きぼう」からの超小型衛星放出を小型衛星利用のスタンダード化を目指すべく、「質的」「量的」「多様性」の面から、その性能向上を図っていきます。その一つが放出能力の向上です。今回、JAXAでは放出能力について、6Uから最大12Uへの倍増を行いました。これによって1Uから12Uまでのさまざまな搭載需要に応えることができます。そして、この放出能力は今後も拡張していく計画です。

「きぼう」日本実験棟だけがもつエアロックやロボットアームを組み合わせた超小型衛星の放出は、2012年に技術実証ミッションを実施して以降、放出実績は拡大しています。ISSには年数回の打上げ機会があり、そして、放出時期も柔軟に設定でき、利用者の要望に応えることができます。こういった利点が、利用者にとって魅力となり、今後も利用需要が広がっていくと期待されています。

 
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