このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。

<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。

サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

「きぼう」での実験

「きぼう」日本実験棟で、線虫を用いた科学実験『宇宙環境における線虫の老化研究(Space Aging)』の実験が開始されました

最終更新日:2015年4月28日

「きぼう」日本実験棟において、生命科学分野『宇宙環境における線虫の老化研究(Space Aging)』(代表提案者:本田陽子 東京都健康長寿医療センター研究所 老化制御研究チーム 健康長寿ゲノム探索グループ)の実験が開始されました。

Space Aging(スペース・エイジング)実験では、微小重力環境が生物の老化過程に与える影響を明らかにするため、宇宙環境における線虫の寿命を計測するとともに、遺伝子発現の変化を解析します。

本実験により宇宙環境に長期間滞在することによる線虫の老化速度と寿命が受ける影響が明らかとなります。宇宙で新しい老化制御遺伝子がみつかれば、それをもとにして老化を遅らせたり老化に伴って起こる病気の予防をするゲノム創薬のヒントが得られるかもしれません。

  • 打上げ:線虫を入れた容器は、米国スペースエックス社のドラゴン補給船6号機(SpaceX-6)に搭載され、平成27年4月15日に米国ケープカナベラル空軍基地から打ち上げられ「きぼう」日本実験棟に届けられました。
  • 実験開始:4月19日に「きぼう」日本実験棟内で、スコット・ケリー宇宙飛行士が線虫の入った容器を装置にセットし、培養実験が始まりました。
  • 観察:観察は地上の実験運用管制室からのコントロールにより行われ、線虫の観察が成功しました。今後も培養と観察を約2か月にわたり続けていく予定です。

「宇宙環境における線虫の老化研究(Space Aging)」のホームページはこちら
/kiboexp/theme/second/spaceaging/index.html

写真

線虫の入った容器(観察用)(地上で撮影)

特に断りのない限り記載は日本時間です。

 
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約