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「きぼう」での実験

文化・人文社会科学利用パイロットミッション「手に取る宇宙 ~Message in a Bottle~」の再実施が行われました。

最終更新日:2013年1月31日

国際宇宙ステーション(ISS)において、文化・人文社会科学利用パイロットミッション 「手に取る宇宙 ~Message in a Bottle~」(代表提案者:松井紫朗・京都市立芸術大学教授)の再実施が行われました。(注)


「手に取る宇宙」は、"宇宙"が入ったガラスボトルを、人々が手にしてみることによって、この世界の外側で行われている宇宙飛行士と人類の活動や、人類と宇宙との関係、そして、未来の人類に向けられたメッセージを感じ取ってもらおうという構想を持った芸術テーマです。

「こうのとり」3号機に搭載されISSに輸送されたガラスボトルは、「きぼう」船内で、平成24年9月21日(金)に星出宇宙飛行士により親アーム先端取付型実験プラットフォーム(MPEP:Multi-Purpose Experiment Platform)に取り付けられ、同10月4日(木)深夜に、「きぼう」ロボットアームに把持されたMPEPとともに宇宙空間に運ばれ、ガラスボトルへの"宇宙の取り込み"を行いました。

その後、ガラスボトルは「きぼう」のエアロック内に保管されていましたが、平成25年1月25日(金)19時~20時にかけて、マーシュバーン宇宙飛行士により「きぼう」船内への回収作業が実施され、"宇宙空間"のガラスボトルへの封じ込めが完了しました。

"宇宙空間"を封じ込めたガラスボトルは、ドラゴン宇宙船2号機(米国時間の平成25年3月1日打上げ予定)により地球に回収される予定です。その後、代表提案者により、ボトルと映像等今回取得されたものを利用して創作した芸術作品が公開される予定です。

※(注):本ミッションは過去に一度、平成22年度に実施されました。ISS船内での映像の撮影と、宇宙飛行士の船外活動(EVA)による"宇宙空間"のガラスボトルへの封じ込め作業を行いましたが、回収されたガラスボトルに破損が確認されたため、再発防止対策を施し、ガラスボトルに"宇宙空間"を封じ込める作業を再び実施したものです。

手に取る宇宙のテーマ概要はこちら
文化・人文社会科学利用(EPO)

【代表提案者 松井紫朗・京都市立芸術大学教授のコメント】

「手に取る宇宙 ~Message in a Bottle」の再実施はマーシュバーン宇宙飛行士が「きぼう」のエアロックからボトルを回収し、「250113」とサインして終了しました。
このボトルには、実施に加わった宇宙飛行士たちをはじめ、JAXA、NASAスタッフたちたくさんの思いが既に込められています。
今後、宇宙にあって活動する人類のsense of wonderを育てる為に役立てたいと思います。


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実験運用管制室でテーマ実施の様子を見守る松井教授

 
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