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「きぼう」での実験

「きぼう」日本実験棟において、植物の成長に関わる植物ホルモンを運ぶタンパク質の働きを調べるCsPINs実験の第3シリーズが終了しました

最終更新日:2012年4月11日

※日付は日本時間

「きぼう」日本実験棟の細胞培養装置(Cell Biology Experiment Facility: CBEF)を使用して実施する、「植物の重力依存的成長制御を担うオーキシン排出キャリア動態の解析(CsPINs)」(代表研究者:高橋秀幸 東北大学大学院教授)の第3シリーズの実験が終了しました。


CsPINs実験は、4回のシリーズで合計8回の実験が計画されており、今回はその第3シリーズとなります。第3シリーズの実験を2012年4月5日(木)に開始し、約2日間実施した後、同4月6日(金)午後6時53分に終了しました。

「CsPINs」とは、「オーキシン」と呼ばれる、主に植物の成長を調節する植物ホルモンの動きや分布を制御すると考えられるタンパク質群のことです。これらの中で、重力形態形成に関わると考えられているタンパク質「CsPIN1」と、水分屈性に関わると考えられているタンパク質「CsPIN5」に着目し、その働きを明らかにするための実験を行います。これらのタンパク質の働きがわかり、植物の形態形成や根が伸びる方向をコントロールすることができれば、植物栽培技術の発展に貢献し、また、将来の宇宙における植物工場における植物栽培などでの利用が期待されます。

CsPINs実験の第4シリーズは、2回の実験が予定されています。実施時期は調整中です。

CsPINs実験の詳細はこちらをご覧ください。

CsPINs実験紹介ページ: /kiboexp/theme/second/cspins/



【代表研究者 高橋秀幸 東北大学大学院教授のコメント】

根の水分屈性に関するCsPINs宇宙実験が無事に終わり、ホッとしています。この実験は、地球上で見えにくい生命現象を宇宙環境で見るモデルともなる重要なものです。サンプルが無事に回収されることを祈っています。お世話になりましたPettit宇宙飛行士、運用チームをはじめとする皆様に深く感謝申し上げます。

 
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