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「きぼう」での実験

文化・人文社会科学利用パイロットミッション「手に取る宇宙」が実施されました。「きぼう」で実施した実験としては初めて、船外活動が行われました。

最終更新日:2011年3月 3日

国際宇宙ステーション(ISS)において、文化・人文社会科学利用パイロットミッション 「手に取る宇宙~message in a bottle~」(代表提案者:松井紫朗 京都市立芸術大学准教授)が実施されました。本テーマでは、宇宙飛行士の船外活動が行われました(※)。


「手に取る宇宙」は、地上に暮らす私たちでは知ることの難しい"宇宙空間"を、宇宙飛行士が実際の宇宙空間に出て、その"宇宙"をガラスのボトルに詰め込んで地上に持ち帰ります。そして、その"宇宙"が入ったガラスボトルを、人々が手にしてみることによって、この世界の外側で行われている宇宙飛行士と人類の活動や、人類と宇宙との関係、そして、未来の人類に向けられたメッセージを感じ取ってもらおうという構想を持った芸術テーマです。

本テーマは、国際宇宙ステーション(ISS)の船内と船外の両方で、宇宙飛行士による活動を実施しました。ISS船内では、「きぼう」日本実験棟の中で、作品で使用する映像の撮影を行いました。撮影は、2010年9月15日(水)午前0時25分から約30分間にわたり行われました。また、ISS船外では、宇宙飛行士の船外活動により、"宇宙空間"をガラスのボトルに封じ込める作業を行いました。船外活動は、3月1日(火)午前6時43分から約15分間にわたり行われました。

"宇宙空間"を封じ込めたガラスのボトルは、現在ISSにドッキングしているスペースシャトル「ディスカバリー号」に搭載され、地球に回収されます。今後、代表提案者により、ボトルと映像等今回取得されたものを作品の一部とした芸術作品として公開される予定です。

なお、本テーマの終了により、文化・人文社会科学利用パイロットミッションの第一期のテーマの軌道上での作業が全て終了となります。

手に取る宇宙のテーマ概要はこちら
文化・人文社会科学利用(EPO)のホームページ: /kiboexp/field/epo/pilot/


【代表提案者 松井紫朗 京都市立芸術大学准教授のコメント】

Message in a Bottle 回収成功!
時空を超えて、sense of wonderを育ててください。


※これまでに「きぼう」日本実験棟での宇宙実験において船外活動が実施された実績・・・宇宙環境計測ミッション装置(Space Environment Data Acquisition equipment - Attached Payload: SEDA-AP)の搭載機器である微小粒子捕獲実験装置/ 材料曝露実験装置(MPAC&SEED)の回収を行いました(2009年4月9日)。

 
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