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「きぼう」日本実験棟の流体物理実験装置を使って、マランゴニ対流実験※の第2シリーズが7月31日より始まりました。第2シリーズより、西野耕一 横浜国立大学教授が代表研究者(PI)になります。第2シリーズは、第1シリーズの実験結果をもとに、より詳細な計測を行う予定です。
筑波宇宙センターからの遠隔操作により実験装置の動作確認が行われた後、7月31日(金)7時41分から実験が開始されました。
第1シリーズでは、シリコーンオイルという液体で大きな柱(液柱)を作り、その内部の流れを調べる実験を行いました。その実験結果を元に、第2シリーズでは、対流のパターンの変化(定常流から振動流への変化)や液柱表面の対流を定量的に調べます。
本実験は、当面、8月下旬まで実施する計画です。
【代表研究者 西野耕一教授のコメント】
「マランゴニ対流実験の第2シリーズの実験を7月31日より開始致しました。昨年の第1シリーズに続くもので、高アスペクト比液柱を対象とした実験を行い、三次元流速計測と表面流速計測という新たなツールを駆使して、地上では形成できない高アスペクト比液柱の表面張力流の挙動を明らかにする予定です。長年にわたり開発に携わってきた計測技術を発揮させる機会が現実のものとなり、張り切っています。」
マランゴニ実験紹介ページ:マランゴニ対流におけるカオス・乱流とその遷移過程
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