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この実験は、無重力環境における植物成長の様子の公開映像とアジアの学生たちが自分たちで育てた地上での植物の成長状態との比較観察を行う教育実験です。アジア太平洋地域の宇宙機関や科学教育機関とJAXAが協力し、青少年への科学教育を目的として行われました。
アジア太平洋地域の青少年の教育や人材育成に、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟(以下「きぼう」)を役立ててもらうため、当該地域内の宇宙機関や科学教育機関がKibo-ABCという活動を組織し、国際的な活動を進めています。SSAF2013は、このKibo-ABCに参加する8か国*の関係機関が協力して計画されたものであり、日本はISS計画に参加しているアジアの唯一の国として、この教育実験に貢献しています。
SSAF2013で育てた種子には、東アジア原産で東南アジアにも普及しているアズキが選ばれました。生徒達は、自分でアズキを育てて観察し、宇宙から送られてくる映像と比較して、どのような違いがあるのか、なぜそうなるのか等を考え、他の国の参加者とも意見を交換しながら、結果をまとめます。専門家が論文作成や発表の際に経る経過を、この教育実験を通じて、貴重な経験として得るとともに科学的訓練にもなるのです。
「アジアの種子(Space Seeds for Asian Future)2013実験」のホームページはこちら
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