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この実験は、無重力環境で行われる植物成長の様子をJAXAが公開し、アジアの学生たちが自分たちで地上で育てる植物との比較観察を行う教育実験です。アジア太平洋地域の宇宙機関や科学教育機関とJAXAが協力し、青少年への科学教育を目的として行われています。
アジア太平洋地域の青少年の教育や人材育成に、国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟(以下「きぼう」)を役立ててもらうため、当該地域内の宇宙機関や科学教育機関がKibo-ABCと言う活動を組織し、国際的な活動を進めています。SSAF2013は、このKibo-ABCに参加する8か国*の関係機関が協力して計画されたものであり、日本は国際宇宙ステーションに参加しているアジアの唯一の国として、この教育実験に貢献しています。
SSAF2013で育てる種子には、東アジア原産で東南アジアにも普及しているアズキが選ばれました。アズキの種子は、日本の宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機(HTV4)に搭載され、平成25年8月4日に種子島宇宙センターから打ち上げられ「きぼう」に届けられました。8月30日午後10時15分に「きぼう」内で、Karen Nyberg 飛行士がアズキの種子に給水して実験が始まりました。現在、アズキは出芽し、順調に成長しています。この9月5日深夜には成長実験を終了する予定です。
各地の生徒達は、自分でアズキを育てて観察し、宇宙から送られてくる映像とを比較して、どのような違いがあるのか、なぜそうなるのか等を考え、他の国の参加者とも意見を交換することで、教科書だけでは不可能な貴重な科学的訓練を受けることができます。
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