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10月4日から5日にかけて、小型衛星放出技術実証ミッションが実施され、「きぼう」日本実験棟から5機の小型衛星が放出されました。
このミッションは、国際宇宙ステーション(ISS)の各モジュールの中で唯一エアロックとロボットアームを合わせ持つ「きぼう」日本実験棟の機能を活用し、「きぼう」から小型衛星を宇宙空間に放出する運用手順を確立することを目的としています。
ミッションは、現在ISSに滞在中の星出宇宙飛行士と、筑波宇宙センター(TKSC)の「きぼう」の運用管制チーム(JAXA Flight Control Team: JFCT)が連携して遂行しました。
エアロック内のスライドテーブルに設置された親アーム先端取付型実験プラットフォーム(Multi-Purpose Experiment Platform: MPEP)を、船外に搬出する操作などのエアロック操作を星出宇宙飛行士が行い、エアロックから船外に搬出されたMPEPをロボットアームで把持し、放出位置まで移動させるロボットアーム操作をJFCTの運用管制員が実施しました。
そしてその後、小型衛星の放出準備が整うと、小型衛星を格納した2機の衛星搭載ケースから、順次放出が行われました。
衛星搭載ケース#1に搭載されたWE WISHとRAIKOは、10月4日午後11時37分に、星出宇宙飛行士の船内からのコマンドにより放出されました。
衛星搭載ケース#2に搭載されたFITSAT-1、F-1、TechEdSatの3機の小型衛星は、10月5日午前0時44分に、「きぼう」運用管制室からのコマンドにより放出されました。
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