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STS-135(ULF7)ミッションは、スペースシャトル「アトランティス号」によるNASAのスペースシャトルミッションであり、国際宇宙ステーション(ISS)の利用補給フライトです。また、30年にわたるNASAのスペースシャトルミッションプログラムの最後を飾るミッションでもあります。
STS-135ミッションでは、補給物資などを「ラファエロ」(多目的補給モジュール2)に搭載してISSへ運搬します。また、ロボットによる燃料補給ミッション(Robotic Refueling Mission: RRM)実験装置をISSへ運びます。
STS-135ミッションの特徴として、以下が挙げられます。
RRM実験装置は、軌道上の衛星への燃料補給のデモンストレーションを目的として開発された装置です。これまで軌道上に打ち上げられた衛星は、燃料が尽きた時点で運用を終了していましたが、この装置を使用して衛星に燃料を補給できれば、衛星の運用寿命を延ばすことができます。今回、軌道上で技術実験を行うためにISSへ運ばれます。
RRM実験装置は、S3トラス下側のエクスプレス補給キャリア4(Express Logistics Carrier 4: ELC-4)に設置されます。
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