飛行スケジュール
最終更新日:2011年03月07日
ULF5(STS-133)ミッション飛行スケジュール
飛行日(*1) |
主な実施ミッション |
1日目 |
- 打上げ/軌道投入
- ペイロードベイ(貨物室)ドアの開放
- スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)の起動
- Kuバンドアンテナ展開
- 翼前縁の衝突検知センサデータ、外部燃料タンク(External Tank: ET)カメラの画像の地上への送信
- ランデブに向けた軌道制御
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2日目 |
- ペイロードベイ(貨物室)の状態の点検
- SRMSとセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用した熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の損傷点検
- 宇宙服(Extravehicular Mobility Unit: EMU)の点検
- オービタ・ドッキング・システム(Orbiter Docking System: ODS)の点検
- ODSのドッキングリングの伸展とカメラの取付け(ドッキング準備)
- ランデブに向けた軌道制御
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3日目 |
- 国際宇宙ステーション(ISS)からのスペースシャトルのTPSの撮影
- ISSとのドッキングおよび入室
- エクスプレス補給キャリア4(Express Logistics Carrier 4: ELC-4)のペイロードベイ(貨物室)からの取出しとISSへの設置
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4日目 |
- 物資の移送
- OBSSのペイロードベイ(貨物室)からの取出し
- 第1回船外活動の準備、キャンプアウト(ティモシー・コプラ、ベンジャミン・アルヴィン・ドルーJr.両宇宙飛行士)
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5日目 |
- 第1回船外活動(「ユニティ」(第1結合部)への電力ケーブルの敷設、故障した
ポンプモジュール(Pump Module: PM)(*2)の船外保管プラットフォーム2(External Stowage Platform 2: ESP-2)への移動・保管、故障したPMへのアンモニア排出ツールの取付け、JAXAの文化・人文社会科学利用パイロットミッション「手に取る宇宙 ~message in a bottle~」の実施など)
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6日目 |
- 物資の移送
- 恒久型多目的モジュール(Permanent Multipurpose Module: PMM)のペイロードベイ(貨物室)からの取出しとISSへの設置
- 機体の詳細点検(必要な場合のみ)
- 米国広報イベント
- PMMの起動/入室
- 第2回船外活動準備、キャンプアウト(コプラ、ドルー両宇宙飛行士)
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7日目 |
- 第2回船外活動(ESP-2のPMに残留しているアンモニアの排出、エクスプレス補給キャリア4(Express Logistics Carrier 4: ELC-4)の多層断熱材(Multi-Layered Insulation: MLI)カバーの取外し、P3トラスへの外部照明の設置、「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)へのカメラの設置、MLIカバーの取外しなど)
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8日目 |
- 物資の移送
- ISSのリブースト(軌道上昇)
- 米国広報イベント
- クルーの休息
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9日目 |
- PMMの整備
- 軌道上共同記者会見
- 米国教育イベント
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10日目 |
- 物資の移送
- PMMの整備
- 酸素生成システム(Oxygen Generation System: OGS)のメンテナンス
- 二酸化炭素除去装置(Carbon Dioxide Removal Assembly: CDRA)
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11日目 |
- 物資の移送
- クルーの休息
- ISSからの分離準備および退室
- ISS/スペースシャトル間のハッチ閉鎖
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12日目 |
- ISSからの分離
- フライアラウンド
- OBSSを使用したTPSの後期点検
- OBSSの格納
- SRMSの電源停止
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13日目 |
- 帰還に備えた飛行制御システム(Flight Control System: FCS)と姿勢制御システム(Reaction Control System: RCS)の点検
- 船内の片付け
- 軌道離脱準備
- Kuバンドアンテナ収納
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14日目 |
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*1: 飛行日はクルーが起床した時点から始まります。
*2: 2010年8月にISSの外部熱制御システム(External Thermal Control System: ETCS)に異常が発生した際に交換され、ISS外部に仮置きされていたPMです。