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実施日:飛行6日目
担当:マイケル・フォアマン、ランドルフ・ブレスニク両宇宙飛行士
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実施日:飛行6日目
担当:マイケル・フォアマン、ランドルフ・ブレスニク両宇宙飛行士
欧州宇宙機関(ESA)の船舶自動識別装置(AIS)アンテナとアマチュア無線アンテナをAIS取付け器具(Grappling Adaptor To On-orbit Railing: GATOR)に設置し、それぞれを「コロンバス」(欧州実験棟)船外のハンドレールに固定します。
浮動電位測定装置(Floating Potential Measurement Unit: FPMU)と、その取付け台であるビデオ支柱支持アセンブリ(Video Stanchion Support Assembly: VSSA)を、S1トラスからP1トラスへと移設します。 現在の取付け位置では、将来、STS-134(ULF6)ミッションで運ばれるアルファ磁気スペクトロメータ(Alpha Magnetic Spectrometer: AMS)の設置作業時に干渉すると予想されることから、移動することになりました。
※FPMUは、2006年8月に、第13次長期滞在ミッションクルーによる船外活動で、S1トラス上に設置されたものです。この装置はISSの電位を測定するもので、ISSが大きくなるに連れて懸念されるアーク放電の危険性を最小限に抑える方法を考案するためのデータ取得用に取り付けられたものです。
S1トラス上のFPMU
現在P3トラス上に設置されている船外保管プラットフォーム3(External Stowage Platform: ESP-3)のS1トラスへの移設に備え、S3トラス下側のペイロード取付けシステム(Payload Attach System: PAS)1基を展開します。
S3トラスの上部と下部のペイロード取付けシステム(Payload Attach System: PAS)2基を展開しました。
ワイヤレスビデオ送受信器(Wireless Video System External Transceiver Assembly:WETA)1基をS3トラス後方に設置します。WETAは、船外活動クルーのヘルメットカメラ映像の中継アンテナです。ISSにはこれまで2基のWETAが設置されており、今回のWETAは3基目となります。
P1トラスに設置されているWETA
※1:第1回船外活動で実施されました。
※2:S3トラス上部のPASの展開作業は、第3回船外活動で行われる予定でしたが、第1回船外活動で前倒しでPASを1基展開したため、第2回船外活動で実施されることになりました。また、作業が早く進んだため、S3トラス下部のPASの展開作業も行われました。S3トラスには上部に2基、下部に2基の計4基のPASが装備されています。上部の1基はSTS-128ミッションで展開済みで、残り3基のPASを本ミッションで展開したことになります。
(特に断りの無い限り、写真、画像はNASA提供)
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