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STS-129(ULF3)ミッションでは、補給物資や実験機材の他に、船外用交換機器を運搬します。ミッションの内容は、主に以下の通りです。
第20次/21次長期滞在クルーとして約2ヶ月間ISSに滞在した、NASAのニコール・ストット宇宙飛行士を帰還させます。ストット宇宙飛行士はスペースシャトルで帰還する最後のISSクルー※となります。
国際宇宙ステーション(ISS)の船外で使用する軌道上交換ユニット(Orbital Replacement Unit: ORU)の予備品を、2台のエクスプレス補給キャリア(EXPRESS Logistics Carrier: ELC)に搭載して運搬します。スペースシャトル退役後のISS船外機器類の故障に対応するため、本ミッションで運搬する予備品の量は、過去最大となります。
ELCの搭載品
2台のELC(ELC-1、ELC-2)に、ISSの船外で使用するORUの予備品を搭載して打ち上げられます。ISS到着後は、ISS船外で使用するORUの予備品を保管するための収納場所として、ISSのトラス上に恒久的に設置されます。
JAXAの実験試料と交換用計測機器をISSへ運搬し、実験の成果と交換した計測機器を回収します。
(写真、画像は全てNASA提供)
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