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11月12日には、試験の様子が報道関係者に公開され、若田宇宙飛行士が宇宙服(*)を着て試験を行い、角野宇宙飛行士による解説が行われました。 * 水中で使用する宇宙服は、軌道上で使用する宇宙服の一部を水中用に改修したものです。
「きぼう」日本実験棟の組立てにかかる船外活動の作業手順は、NASDAが手順書を用意し、NASAはNASDAの協力を得て作業手順を仕上げることなっています。手順書には、船外活動用工具の運搬や、打上げ時に「きぼう」日本実験棟を覆っていた断熱カバーの取り外し手順、宇宙飛行士の移動方法、それらの作業にかかる時間などの、組立にかかわる作業順序の詳細が記述されています。 この試験は、NASAへ提出する手順書について確認を行い、より効率の良い組立手順を確立することを目的とした試験です。 無重量環境試験棟の水槽に「きぼう」日本実験棟のモックアップ(実物大模型)を沈めて、宇宙服を着た宇宙飛行士によって試験を行いました。 前回の試験は、2001年2月上旬から2001年3月上旬に船内実験室および船外実験プラットフォームの組立フライトでの船外活動を想定して行いました。 今回の試験では主に船内保管室の組立フライトでの船外作業の他、船外パレット、船外実験プラットフォームおよび実験ペイロードに関する船外活動保全手順の確認試験を実施しました。 また、船内保管室と実験ペイロードに関する船外作業の確認も実施しました。 なお、この試験では、船外活動で組立および保全作業などを行うことのある「きぼう」の機器について設計の妥当性を確認する設計確認試験も兼ねて行いました。
潜水回数は1日1回で、最大潜水時間は3時間におよびます。 手順確認として
設計確認として
このように「きぼう」日本実験棟打上げに向けて着々と準備が進められています。 最終更新日:2002年10月31日
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