| | フィジカルアクセス試験 |
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| コネクタ脱着の操作性を確認
| この試験では、ECLSS/TCSラックに取り付けてあるパネル(ふた)や、空気調和/熱制御に使われる電気用と流体用のコネクタについて、手で脱着が問題なく行えることを実際にさわって確認しました。確認した箇所は50カ所以上です。 |
| | ビジュアルアクセス試験 |
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ラベルの例。他にも様々な種類があります。
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この試験では、コネクタの差し込み口が全て目視できることを確認しました。もし、差し込み口が目で確認できないところにあると手さぐりで差し込むことになり、誤った向きに無理に取り付けようとして信号を伝達するためのピンやコネクタを破損する可能性があります。これを防ぐために、地上であらかじめ確認しました。
また、ECLSS/TCSラックや軌道上交換ユニット(ORU)に張り付けられている注意書きなどのラベルが装置などの陰にならずにきちんと見えることを目視確認しました。
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| | ツールクリアランス試験 |
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この試験では、ラチェットレンチやトルクレンチなどを使って、ORUなどの機器をラックに固定しているボルトの取り付けと取り外しが問題なく行えるかを確認しました。また、ボルトの頭にレンチのソケットを取り付けるために必要なクリアランス(隙間)が確保されているか、ボルトを緩めたり締めたりするときにレンチを操作するためのスペースが確保されているか確かめました。
さらに、ECLSS/TCSラックからORUを引き出すときに、ORUに取り付けられるハンドホールドと呼ばれる取っ手の取り付けが出来るかどうかも確認しました。 |
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| | | ツール(工具)を使った操作性の確認
| ハンドホールドの取り付け |
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| | シャープエッジ評価 |
| | この試験では、機器の鋭い突起や角等により宇宙飛行士が作業中に怪我をするのを未然に防ぐため、布の手袋をしてパネルやラック内外をさわり、繊維が引っかかるような箇所が無いことを確かめました。 |