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ソユーズ宇宙船(17S)の分離、「きぼう」有償利用の実施など(2009年04月13日発行)
●4月6日~12日の実績
若田宇宙飛行士はこの週、ソユーズ宇宙船(17S)の国際宇宙ステーション(ISS)からの分離に関する作業のほか、文化・人文社会科学利用パイロットミッションや、「きぼう」有償利用テーマを行いました。
4月8日、文化・人文社会科学利用パイロットミッション「ISS宇宙飛行士による'moon score'(京都市立芸術大学 野村仁教授)」[PDF: 106KB]で、「きぼう」船内実験室の窓から月の写真を撮影しました。「ISS宇宙飛行士による'moon score'」とは1年半程度をかけてISSの窓から月の写真を撮影し、それぞれの写真を音符に見立てて、地上で音楽を創出する取り組みです。
またこの日、若田宇宙飛行士は、17Sに搭乗して帰還するISS第18次長期滞在クルーとお別れの挨拶を交わし、17Sの分離時には、17Sと「ザーリャ」(基本機能モジュール)間のハッチを閉める作業をビデオカメラで録画しました。
4月9日、水再生システム(Water Recovery System: WRS)の水処理装置(Water Processing Assembly :WPA)より採取された水サンプルの解析を行いました。また、若田宇宙飛行士が4月3日に船内実験室で準備作業を行った、先端材料の結晶成長実験「ファセット的セル状結晶成長機構の研究(FACET)」(代表研究者:稲富裕光 JAXA宇宙科学研究本部准教授)が開始されました。
4月10日、「きぼう」有償利用テーマである「COSMO FLOWER 2008」を船内実験室で実施しました。また、若田宇宙飛行士が寄稿した「宇宙連詩」の第25詩(【動画】作詩の様子)が発表されました。
ISSは通常のスケジュールに戻ったことから、週末の4月11日、12日、若田宇宙飛行士は休暇をとりました。12日には日本初の試みとして、若田宇宙飛行士による映像での"宇宙からの始球式"が行われました。
●4月13日~19日の予定
週前半は、STS-119(15A)ミッションでISSに運ばれた荷物の開梱作業を行います。4月14日、文化・人文社会科学利用パイロットミッションを実施します。4月15日、16日の米国広報イベントでは、米国メディアから若田宇宙飛行士を含むISS第19次長期滞在クルーへのインタビューが予定されています。
●トピックス:若田宇宙飛行士の休日
休暇をとった4月4日、若田宇宙飛行士は初めての宇宙での散髪や、宇宙食の整理などを行いました。
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