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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

星出彰彦宇宙飛行士

星出宇宙飛行士の作業状況(2012年10月19日)

US EVA20に向けた準備を行う星出、ウィリアムズ両宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA)

US EVA20に向けた準備を行う星出、ウィリアムズ両宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA)

10月18日、星出宇宙飛行士は、国際パートナー各極間で検討中の船外活動に向けた訓練や、「きぼう」日本実験棟での実験に関する作業、国際パートナーの実験に関する作業などを行いました。

星出、サニータ・ウィリアムズ両宇宙飛行士は、国際パートナー各極間で検討中の船外活動(Extravehicular Activity: EVA, US EVA20)に向け、液体アンモニアの付着に対処するための訓練を実施しました。

US EVA20では、P6トラスの太陽電池パドル熱制御システム(Photovoltaic Thermal Control System: PVTCS)で発生している微量の液体アンモニア漏れ箇所の特定と処置の実施が計画されており、船外作業を行う際に液体アンモニアの付着が予想されるため、対処方法について訓練を行います。

AQHの機能確認の軌道上作業を行う星出宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA)

AQHの機能確認の軌道上作業を行う星出宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA)

「THE SPACE HANGOUT」に参加する星出宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA)

「THE SPACE HANGOUT」に参加する星出宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA)

星出宇宙飛行士は、「きぼう」日本実験棟船内実験室で、「メダカにおける微小重力が破骨細胞に与える影響と重力感知機構の解析(Medaka Osteoclast)」に向けた準備として、多目的実験ラック(Multi-purpose Small Payload Rack: MSPR)のワークボリュームに設置されている水棲生物実験装置(Aquatic Habitat: AQH)の機能確認を地上から実施するため、AQHとMSPRの各構成品を起動し、終了後に停止する作業を行いました。

また、日本の広報イベント「THE SPACE HANGOUT」に国際宇宙ステーション(ISS)から参加し、地上の野口宇宙飛行士らとともに、参加者からの質問などに答えました。このイベントでは、Google+Hangoutsの機能を利用して、一般家庭のパソコンとISSをつなぎ、軌道上の星出彰彦宇宙飛行士とリアルタイムの交信を行いました。

欧州宇宙機関(ESA)およびドイツの長期宇宙滞在中の概日リズムの変化についての研究「CRHYT(Circadian Rhythms)」の被験者として、データ取得のために36時間身に着けていたベルトを外し、装置の清掃を行った後に片づけました。

そのほか、精神運動覚醒検査(Reaction Self Test: RST)も行いました。RSTは国際宇宙ステーション(ISS)滞在中の疲労の影響を調べる検査で、概日リズムの変化や睡眠時間の制限、長時間勤務シフトなどに影響される注意力などの神経行動の変化、精神運動の速度、状態の安定性、衝動性などが客観的に評価されます。

断りの無い限り、日時はISSでの時間(世界標準時(日本時間-9時間))です。

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