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星出宇宙飛行士の作業状況(2012年10月18日)
10月17日、星出宇宙飛行士は、サニータ・ウィリアムズ宇宙飛行士とともに、国際パートナー各極間で検討中の船外活動(Extravehicular Activity: EVA, US EVA20)に向け、手順の確認を行いました。
ふたりは、工具や機器などの確認を行い、ISSのアンモニア冷却配管に取り付けられた、アンモニアを運搬する着脱コネクタ(Quick Disconnect:QD)の取り扱いについて、訓練資料を確認しました。また、NASAの船外活動の専門家と会議を行いました。
実験活動では、国際宇宙ステーション内における微生物動態に関する研究(Microbe)の一環で、微生物を採取するためのシートを冷凍・冷蔵庫(Minus Eighty Laboratory Freezer for ISS: MELFI)から取り出して、「きぼう」日本実験棟内でサンプルを採取しました。採取した箇所の写真撮影を行った後、得られたサンプルを地上回収用のバッグに収納しました。この実験では、さまざまな手法で船内の微生物サンプリングを行っています。
その他、筑波宇宙センター(TKSC)の宇宙ステーション総合推進センター(Space Station Integration and Promotion Center: SSIPC)と交信し、打ち合わせを行ったほか、ISSのリブースト(軌道上昇)が行われるのに備えて、キューポラ(観測窓)および「きぼう」日本実験棟の窓のシャッターを閉じました。
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