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星出宇宙飛行士の作業状況(2012年10月 1日)
9月28日、星出宇宙飛行士は、欧州補給機(Automated Transfer Vehicle: ATV)3号機、「エドアルド・アマルディ」の国際宇宙ステーション(ISS)からの分離に備え、通常とは異なる勤務時間帯で作業しました。
「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)にて、ATVの操作卓のあるラップトップからISSからの分離の様子をモニタしました。また、ATVと間の空間の均圧弁を閉じ、ISSから離れていくATVの近傍運用をモニタしました。
「きぼう」での実験活動としては、「国際宇宙ステーション内における微生物動態に関する研究」(Microbe)の一環で、パーティクルカウンタと呼ばれる計測器を使用してバッファの浮遊微粒子を検出し、微粒子の大きさを測るための作業を行いました。
その他、3時間に渡り、シミュレータを使用した「ソユーズ」宇宙船での帰還訓練を行ったほか、10月8日に打上げ予定の米国のSpaceX社によるドラゴン補給船運用1号機(SpX-1)のISSへの到着に向けて、物資の確認や整理を行い、JAXAの物資を集めたり、ドラゴン補給船内で使用する廃棄用のクッションの配置換えなどを行いました。
また、世界初の人工衛星であるロシアの「スプートニク1号」から55周年であることを記念するための、ロシアのTVの広報イベントに出演して祝辞を述べました。
9月30日は、「トランクウィリティー」(第3結合部)にある水再生システム(Water Recovery System: WRS)の尿処理装置(Urine Processor Assembly: UPA)などの再設定を行いました。
星出宇宙飛行士のISS滞在中、様々な種類の宇宙船がISSへ到着、または分離が行われており、今後も以下が予定されています。なお、ISSの運用状況によりスケジュールが変更される場合があります。
星出宇宙飛行士は今後も忙しい日々を過ごすことになりそうです。これまでのISS関連のフライト一覧は以下のページからご覧いただけます。
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