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星出宇宙飛行士、小型衛星放出機構(J-SSOD)を設置(2012年9月24日)
9月21日、星出宇宙飛行士は、「きぼう」日本実験棟のエアロックの親アーム先端取付型実験プラットフォーム(Multi-Purpose Experiment Platform: MPEP)に小型衛星放出機構(JEM Small Satellite Orbital Deployer: J-SSOD)を取り付け、地上管制チームによる点検のため、ロボットアームの操作卓(Robotic Manipulator System)とJ-SSODのケーブルをつなげ、J-SSODの電源を入れました。
点検が修了すると、J-SSODの固定カバーを外して多層断熱材(Multi-Layer Insulation)を取り付け、エアロックの内側のハッチを閉じました。小型衛星の放出は、9月28日午前0時ごろに行われる予定です。
また、「きぼう」の文化・人文社会科学利用(Education Payload Observation: EPO)「手に取る宇宙」のキットを取り出して準備を行いました。この実験の一部として、ビデオメッセージ撮影を行い、映像を地上に送信しました。
国際宇宙ステーション(ISS)のメンテナンス業務としては、水再生システム(Water Recovery System: WRS)の定期点検を行ったほか、「トランクウィリティー」(第3結合部)にある低温ループ(Low Temperature Loop: LTL)の流量を調節するバルブの確認作業を行いました。
その他、欧州補給機(Automated Transfer Vehicle: ATV)3号機、「エドアルド・アマルディ」のISSからの分離に備えて必要な装置や道具を集めました。
9月22日は、通常土曜日に行われる清掃作業などのほか、「デスティニー」(米国実験棟)にあるEXPRESSラックの商用バイオプロセッシング装置(Commercial Generic Bioprocessing Apparatus:CGBA)4および5の通気口のマフラーの清掃に重点を置いた定期メンテナンスを行いました。
9月23日は、ISS内における微生物のバイオフィルム(菌膜)の成長を調べるNASAの実験(eValuatIon And monitoring of microBiofiLms insidE International Space Station: VIABLE_ISS)を行う予定であるため、軌道上訓練を行いました。
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